特定非営利法人サンカクシャ

地域企業で高校生が初めての仕事体験!小さな自信を積み重ねる【サンカククエスト奮闘記】

2022/01/22

季節は過ぎましたが、12月末にサンカククエストの取り組みに共感いただいた地域の企業さまの仕事を若者がお手伝いしてきました!

サンカククエストでは、地域の方や、企業の方、個人の方から依頼されたシゴト(クエスト)を、若者が伴走サポートしてくれる仲間と一緒に実行。
クエストを通して、若者に人とのつながりや、誰かの役に立つ喜びを感じてもらうプログラムです。

今回の依頼者は、文京区で創業から43年続く株式会社トライさま。
もともとサンカクシャが運営する居場所の文京区千石拠点をご寄付で支援いただいていた上に、クエストでもご協力いただき、感謝の言葉が尽きません。

トライさまからは、お年賀用のノベルティグッズを袋詰めするという大事なクエストを任せてもらいました!
4,000~5,000個ほどのノベルティのメモ帳をOPP袋に詰めるというもの。
しかも、今回はサンカクシャの居場所や拠点内ではなく、若者がトライさま会社に訪問し、会議室を借りてクエストを実施。
若者にとっては初めての環境に行って作業することになり、どう受け止められるのか注目されました。

今回は、普段文京区拠点の居場所を利用する高校生3名に声をかけてみることに。
そのうち2名はこれまでバイトをやったことがない若者だったので、おそるおそる「クエストやってみない?」と聞くと、3名そろって「みんなでやるなら」とやる気満々!
「どうせなら全部やりきりたい」と全3日間の予定に参加してくれました。朝が苦手だという1人は、少し前から早起きの特訓をしていたそうです。ほほえましいですね。

緊張の当日…
トライさまの担当者に案内されて、会社説明を受けたり、施設内を見学したり。
普段は見られない会社の内側を見るにつれて、こわばっていた表情から笑みがこぼれます。
驚くことに、すれ違う社員さんと挨拶する姿も!
居場所ではゲームしている彼らしか知らなかったけど、社会を構成する「ひとり」としての一面も垣間見えて、とても頼もしく感じました。

作業が始まってしまえば、人や環境への緊張感はなくなり、各自が集中して手を動かします。単純作業なので、それぞれやり方を工夫してペースを上げていきました。

担当者の方が業務について丁寧に説明してくれたおかげで、ノベルティが人の手に届けられるものという責任感を持って商品を扱っており、汚れや折れを見つけては報告してくれたことも感心です。
軽口をたたくこともあれば、腰が痛いとストレッチすることもありましたが、「1日〇〇個できたから、明日は1人△△個目標だね」とゴールに向かって、前向きな気持ちが最後まで続いたことは本当に頼もしかった!

今回は、クエストの実行と若者をサポートする伴走者としてサンカクシャのスタッフ2名がが同席。私と文京区の居場所担当の木口が、彼らに代わって内線電話で担当者に相談したり、時間管理をしたりと様子を見ていました。気を付けないと、熱中しすぎて昼食を忘れかねません!

社会への接点に不安を抱いていた子も、機会があれば一生懸命に取り組み、「あれ?俺やれるじゃん。」という自信を得て、次の機会へのチャレンジにつながる。ひとつずつチャレンジを重ねることを通して、社会との繋がり方を学んでいくのだろうと感じました。

最終日には社員の方も作業してくださって、なんとか全ての袋詰めが完了。
昨年までは社員のみなさんで全ての袋詰めをしていたそうなので、「皆さんの業務のおかげで、私たちも年末の業務をスムーズに終えることができました」とお礼の言葉をもらった若者たち。
この3日間は特別な体験になったのではないでしょうか。

文京区の居場所の若者たちへとクリスマスプレゼントのお菓子もいただき、得意げな表情をしている彼らには、ひとつの仕事を終えた達成感がにじみ出ているようでした。


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投稿者: 宮本 緑

社会サンカク事業担当