特定非営利法人サンカクシャ

拠点再開でわかった「エネルギーが湧いてくる場」の大切さ

2021/02/25

若者が社会に「サンカク」するためのステップとなる場として運営しているタマリバ。都内3拠点のうちのひとつ、本郷拠点は1月の緊急事態宣言を受けて、一時休止していたのですが、この2月10日から再開を決定。徹底した対策を実施しながらではありますが、若者たちとの日常が戻ってきました!

1,2月の拠点が休止になっていた間、これまでタマリバに通っていた若者たちとはテレビ電話を繋いだりして連絡をとってはいましたが、本郷拠点が使えなくなるということで、様々な影響があったようでした。

本郷拠点は中高生ぐらいの学生がメインで集まっている場なのですが、普段タマリバに通っていた時間に夜歩きをしたり、生活リズムや食生活が乱れたり。

休止の期間中は、オンラインでの連絡をとったり、必要がありそうな若者には個別に対面で会ったり、若者たちにとっていま出来ることを再度模索した時期でもありました。

そうやって模索して、みんながいる場ではなく1対1の空間で話す機会が増えたからこそより深く関われるようになった若者もいましたが、それと同じくらいタマリバを開いて「いつ来てもいいよ」と若者たちを受け入れているタマリバの大切さを感じた機会にもなりました。

若者によっては、オンラインが肌に合わなかったり、本郷拠点での夕食提供や、自分で調理して振る舞うことに楽しさを感じていた若者もいたので、楽しい!やってみたい!とエネルギーが湧いてくる場、エネルギーをすぐに出してみられる場、になっていたタマリバの強みを改めて実感しました。

張り切ってイタリアンディナーに挑戦した日の夜ご飯

いざ再開をすると、「再開していたことが嬉しいようです」という声を保護者の方からいただいたり、「休止してる間は暇でゲームだけがめっちゃ進んだ」という若者の声を聞いたりと一月の影響の大きさを感じました。

若者たちは久しぶりの本郷拠点に、一瞬だけ他人行儀のような様子も。笑

でもすぐに今までの使い方を思い出し、好きなボードゲームをしたり、職員と気さくに話すなど、これまで通り、肩をはらずに使っていました。

この休止の期間中、本郷拠点を大掃除と新しいボードゲームなどを購入でちょっとだけパワーアップさせていたので、新しいゲームでみんなで盛り上がる場面も。

そうして遊んでいると、「僕こういう頭使うゲーム好きなんですよね…人生ゲームは運じゃないですか笑」と若者の新しい好きなことを知ることができたり、「今後こういうのやってみたいです!」という新たなやりたいこと、きっかけが生まれたり、心機一転で本郷拠点がまた始まった感じもしています。

拠点で再会した若者同士の会話では面白いものもあり、「この間に坂本と一緒に出たゲーム大会のトロフィーあるけど見る?」とこのひと月の間のみんなが知らないちょっとした個別の思い出を自慢気に話し出したり、それを聞いた若者は「ねえねえ坂本、前約束していたあれどうなったの?」とこちらも思い出があるんだぞと話す様子なども見られました。

タマリバでもオンラインでも、集団でも個別でも、どのような形であっても、こうした日常をどんどん若者と積み重ねていきたいなと改めて思いました。

ひとつひとつの関わりは些細な日常ですが、このような経験を積み重ねながら信頼できる人や仲間や、立ち止まったときに相談しようと、顔が思い浮かぶ人見つけてもらって、少しずつ自分の人生に向かって歩んでいく力になれたらと思っています。


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投稿者: 坂本 竜作

駒込拠点メインスタッフ