サンカクシャ

スタッフダイアリー

2024.04.03

お前が頑張るなら

バイトを辞めて、しばらく気分が落ち込んでしまった若者がいた。
久しぶりにキチに来た彼に、「最近どう?」と聞くと、「バイトを探すのはやめた!」とのこと。
どうやら、一度やりたいことに集中することにしたのだそう。

「とにかく絵を描く!」と息巻いていたので、いいじゃん!と声をかけつつ、「お前が頑張るんなら、僕も何か作るよ!」と、僕も一緒に何かに取り組むことにした。
ちょうど作曲を再開したいと思っていたところだったので、僕は曲作りをすることに。
そこに創作好きな別の若者も加わり、3人で定期的に作品を公開し合おう、と同盟のようなものを結成。
別に公開は同じタイミングで出来なくたって良いし、義務感ない程度に頑張れれば良い。ただ、無目的に頑張りづらい時のための指針の一つとして。
いつか作品が増えていったら、展示会とか出来たら面白いかもね、と盛り上がった。

若者と僕らスタッフが、同じことを一緒に頑張る、というのは上手いことタイミング等々が合わないと難しいけど、それぞれに頑張ることならできる。
お互いの頑張りを讃えたり、自分の現在地にちょっと悔しくなったりしながら、切磋琢磨していければ。


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ライター

早川智大

居場所事業マネージャー

スタッフダイアリー

2024.04.03