その壁を越えていけ

先日、地域でちょっとしたイベントがあったので、たまたまサンカクキチにいた若者を誘って見たのですが「恥ずかしいので」と断られてしましました。

２〜３人のごく少数人のイベントで、その人たちとは趣味も合いそう、本人も一度行ったことのある場所で、加えて僕も参加している。参加しやすそうな条件が結構揃ってるなァ、と思っての誘いだったのですが、「恥ずかしい」の一点張り。
この若者にとっては、この壁が分厚い。どうやったら恥ずかしく無くなるんだろうか。

バイトで少しずつ経験を積み、サンカクキチにも慣れてきて、地域のコミュニティにも何度か顔を出せるようにもなった。それでもきっと本人にとっては足りない。
その壁を越えるには、もしくは突き破るには、迂回するには、何が必要なんだろうか。

理想の自分になれたら？でもその思い描いた姿に辿り着くにはどれだかの時間がかかるだろう。
自信がついたら？でもその自信をつけるための小さなステップさえ、その壁が阻んでいる。

自信をつけるための小さな一歩。でもその一歩を踏み出す勇気が足りない。
それでも、生きていくためにはその小さな一歩を踏み出し続けないといけない。

全てのはじめの一歩は大いなる一歩。
ほんの少しでも、踏み出す勇気に寄り添えるよう、そばで見守り、声をかけ続けようと思います。
壁の向こう側で、笑い合えるように。

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