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イベント活動報告

2021.07.24

居場所の中で人とのつながりを受け入れられるようになっていく若者たち【サポーター限定配信レポ】vol.1

7月1日、サンカクシャ初の試みとして、サポーター限定のライブ配信をおこないました!

サンカクシャでは、毎月活動や若者の変化などを活動報告として文章で公開していますが、今月はどんなことを書こうか、とスタッフ同士が集まって話し合う会議がとても盛り上がるんです。
このエピソードがおもしろかったとか、若者同士の出会いの話し、スタッフの思いが飛び出す会議は、文章より言葉の方が伝わるんじゃないだろうか。せっかくだから、この会議の様子を公開するのはどうだろう。そう思い立ち、ライブ配信という形で、サポーターの皆さまにお届けいたしました!

今回のテーマは「若者と社会人の交流」です。

サンカクシャでは、若者が「どんな道に進んでも生き抜いていけるように」という思いのもと社会サンカクのサポートを行っています。

活動全体を通じて、若者が社会で生きていく上で糧となる様々な「経験」を自然と積んでいけるよう、関わる若者一人ひとりのタイミングに合わせて、家庭訪問をしたり、居場所を開けたり、社会サンカクのためのプログラムを作ったり、それぞれのステップで複数のスタッフが若者をサポートしています。

そんなそれぞれの活動の中でも、大事にしているのが「社会人と関わる機会」があること。

スタッフだけではなく、タマリバにいるボランティアの皆さんや社会サンカクのプログラムに参加してくださる社会人の方など、様々な方と活動を作っていくことで、若者が社会人を身近に感じたり、信頼できる大人と出会ったり、自分の選択を応援してもらう経験をしたり、「人」を通じて若者が自分の進路について考えるきっかけを作ろうとしています。

「タマリバ」「社会サンカク」「個別支援」それぞれを担当するスタッフに、最近の現場ではどんなことが起こっているのか、聞いていきました!
今回は、3部作にわけてその内容についてお伝えしていきます。

タマリバ本郷拠点のお話(担当:木口)

最近本郷拠点に来るのは中高生がメイン。中にはこれまで人とつながる経験が少なかった若者たちも来ています。
サンカクシャのタマリバは「スタッフと若者同士の交流」というイメージが強く、社会人との出会いはあるの?と思われるかもしれません。
そのお話しをする前に、まずは、ここ最近の本郷拠点の様子をお伝えしたいと思います。

本郷拠点では、ここ何ヵ月かは参加するメンバーが同じだったこともあり、仲間感が出てきました。若者同士がお互いの存在を認める雰囲気ができていて、誰かが来なかったら気にかけたり、料理の役割分担も自分たちで考えて、大人がノータッチでも進んでいきます。

自分のことだけじゃなく、誰かと何かをする中で生まれる「楽しさ」や「達成感」を感じている様子が見えて、人とのつながりを受け入れられる時期になっているのではないかな、と思っています。

言葉で「ウェルカム!」な発言はないけれど…

そんな中、最近の本郷拠点には、ボランティアの人がたくさん来てくれています。いつもボランティアの大人が誰かいて、一緒にゲームをしたり料理をしたりしています。顔見知りではない、初めてのボランティアの人が来ても、自分たちの居場所に受け入れることができているんです。

人と出会うこと、関わること自体に、みんながそれぞれのペースで慣れてきた印象を受けます。初めてのボランティアの人が入ってきた瞬間は、視線もあわせず、挨拶もほぼしないのが今もデフォルトだったりします(笑)が、自分からはアクションしないけど、ボランティアの人が「ゲームしたいな」と言えば誰かがさっと動いて準備をしたり、あるいは、ゲーム中にぼそっとボランティアの人に独り言のような突っ込みを入れたりとか、自然にコミュニケーションを取ろうという感じがでてきています。

言葉で「ウェルカム!」な発言はないけど、言動で知らない人がいることを認め、気遣うアクションができているんです。若者と日々接していると、こんな風に変化していくんだなぁ、なるほどなぁ、と、思うことばかりです。

今の本郷拠点には、完全に「仲間感」があるというか、居心地のいい空間ができているので、そこを壊さずに中に入って来てくれる大人に対しては、自分たちのコミュニティに受け入れる体制ができている。

サンカクシャのタマリバでのボランティアには、役割を持たずに入ってきてもらっています。何かをしてくれる人(例:勉強を教えてくれる人)というような役割を持ってないんです。ただ一緒に楽しんでくれる人として入ってもらう。本郷のタマリバが今のような雰囲気になっているのは、お互いに「ここは一緒に楽しむ空間だ」という気持ちを持てているからこそかもしれません。

ただ、関わること自体は楽しいけど、そこから何かが生まれることにわくわくする、みたいな感覚はまだなさそうです。自分から違うコミュニティに入りたい、みたいな思いも、今のところないようです。

だからこそ、身内の大人以外が関わってくれることで、若者に新たな刺激があるんじゃないかな、と思っています。人と出会うってわくわくするんだ、という感覚が若者の中にちょっとでも芽生えたらいいな、と思います。いろんな大人に出会い、いろんな経験を重ねていくことで、そういう気持ちに気付いていってもらえたら嬉しいです。

vol.1はここまで。

次回は、社会サンカクプログラムの中で、働く一歩目を踏み出す若者に社会人が伴走する新たな取り組みでの、「関係づくり」の難しさについてお届けします!

働く一歩目を踏み出す若者を社会人ボランティアが支える仕組み【サポーター限定配信レポ】vol.2

https://www.sankakusha.or.jp/magazine/210728


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2021.07.24