サンカクシャ

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活動報告

2021.04.22

「ひとり暮らし」を体験する、お泊まり合宿やってみました。

親や身近な人に頼れずにいる若者の暮らしをサポートするため、シェアハウスを運営しているサンカクシャの駒込拠点。シェアハウスには現在2人の若者が入居中ですが、このシェアハウスで新たな取り組みとして短期の宿泊体験を実施してみました!🏠

今回は初回ということもあり、一泊だけの宿泊体験だったので、ゆるりとした空気で若者とスタッフみんなでのお泊まり合宿のような雰囲気を過ごしてきました(笑) 

駒込拠点では、週2回居間をタマリバとして開放しており、住民以外の若者がもよく遊びに来ています。

関わる若者たちからは、「家を出たい」「ゆくゆくは一人暮らししたい」などの声を聞くことがありますが、いきなり一人暮らしは想像がつかなかったり、何を準備したら良いのかわからなかったりして、一歩が踏み出せない若者の様子も同時に見てきました。

一方でそんな若者が、駒込拠点のシェアハウスで暮らしている住民たちの自炊をしたり家事に取り組んだりして生活をしている姿に刺激を受けている姿を目にし、未来に向けて動き出しているシェアハウスの住人と一緒に、体験のようにシェアハウスで泊まってみることで、まずは家族から離れた生活や一人暮らしのリアリティがわくのでは!と、この合宿の企画は立ち上がりました。

合宿といっても、もともとシェアハウスで生活している住人の若者たちには、次の日の仕事に向けて準備をしたり、自炊をしたり、いつも通りの生活リズムで過ごしてもらい、
泊まりに来た若者にも、ご飯を自分で準備してもらったりなど、「自分の力で生活する」ことを体験してもらいました。

さて、実際に泊まってみてですが…

最初は、住人も若者も思ったよりぎこちない様子でした(笑)
参加者と住民の若者同士、顔見知りではありましたが、泊まるとなるといつもと違うようで、なかなか交流できず、それぞれが夕飯を作ったり、ゲームをしたり、勉強をしたりなど、個々で過ごすことが多い…。

想像した若者同士の交流とは違いましたが、彼らが家で見せている過ごしやすい形はこういう様子なのかなと普段見ない一面を見ることもできました。

とはいえ、時間が経つにつれ徐々に緊張感もとけてきて、夜には若者たちとスタッフで一緒に深夜のコンビニに行って、夜食を購入したり、明日の仕事に影響の出ない程度に夜ふかししてボードゲームや語らうなど、何かちょっとやっちゃいけないことをやっているような、少年に戻ったような時間も楽しみました🤣

ぎこちなかった雰囲気が大きく変わったのは、一夜明け、部屋に朝の日差しが入った頃でした。

特に決めていたわけではないものの、若者が一人起きると、連鎖的に他の若者たちも起き、昨日コンビニで買った朝食を、これもまた決めたわけではないのに同じタイミングで皆で食べる。
寝ぼけまなこで食べる若者や、朝シャワーを浴びてから食べる若者、その中で「このあとボードゲームしましょうよ!」と盛り上がる若者。

そこには泊まった当初あったぎこちなさはなく、互いを認識しあい、どうすれば相手も自分も心地よくいられるかと無意識で思いあっているような一体感がありました。

「このあと仕事だよ~いつもより早く起きてるわ~」と気だるそうにも笑いながら言っている住人も、いつもと違う人がいる朝が嬉しそうでしたし、その言葉を聞いて、ここで仲間と過ごしながらも自分の道を進んでいる住人を少し眩しそうにみている若者もいました。

今後は、今回のような、シェアハウスを活用した「自分で生活する」ことを体験できるような合宿や短期的な宿泊を行っていきたいと考えています。

若者自身が、将来こんな暮らし方をしていきたいなどといった、自分の将来を考えるきっかけになる準備の場所として使ってもらえたら思っています。

自分の将来について考えていくとき、気軽に踏み出せるステップになるような選択肢を少しでも増やしていけたらと思い、また次回の合宿はどうしようかとにやにや考えています😌


この活動は赤い羽根福祉基金様の助成を受けています。助成団体様ならびに寄付者の皆様に厚くお礼申し上げます。


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ライター

坂本 竜作

個別支援担当

活動報告

2021.04.22