サンカクシャ

スタッフダイアリー

2024.04.01

ただ聞いてほしかっただけ

別にアドバイスなんか求めちゃいない、ただ聞いてほしい

そんな瞬間は誰だってあると思う。
自分だってそうなんだけど、仕事だとつい何か言いたくなってしまう。「で、何?」という態度。
それは限られた時間の中でパフォーマンス上げなきゃみたいな自分の性格が、若者の「ただしんどいと言いたかったの」という言葉をはねのけていたのかなと痛感する。
あーごめんごめん、吐き出したかったんだね。
相手のモードが分かると、一応聞きます人として。その上で、アドバイスしたほうがいいのか、リフレッシュしたほうがいいのか、あらためて考えることにしている。

私もついつい家族や友達に、どうでもいい、くだらないことを話している。客観的にはムダだと思われる時間のほうが長くて、いざ、というときに大切な瞬間がくるから、ふたつを明確に切り分けるなんて無理な話だなあと思う。若者たちの話も、なかなか前に進まなくてもどかしく感じる時間もあるけど、大きな意思決定はその先にある気がする。
サンカクシャのスタッフは本当にたくさんの時間を若者たちと過ごしているから、ふたつとも受け止めてくれる。そしてサンカクシャにつながる大人たちも、何となくそう振舞おうとしてくれていると思う。

環境が変化する4月、不安も期待もあるけど、ムダ話ができる相手がいたらそれは幸せなこと。
相手の時間をもらって話を聞いてもらった分、今度は別の誰かに自分の時間を使ってあげてほしい。


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ライター

宮本 緑

社会サンカク事業担当

スタッフダイアリー

2024.04.01