サンカクシャ

スタッフダイアリー

2023.10.09

褒められると、うれしい

自分が褒められる以上に、みんなが褒められるとうれし。
仕事体験プログラム「サンカククエスト」は常に若者の状況と、依頼者のニーズに合わせてつくられていく。特に、まだ私たちスタッフも関わりが少ない若者が参加するときは、つまずきポイントはどこか気にかけている。これ、評価みたいで嫌なんだけど、時間を守れるか、返事ができるか、といったことを何となく見てしまう(だからと言って、本人たちの可能性を閉じるつもりはない)。もちろん、いいところも。

この前、新しいクエストの打ち合わせに同席したときに、若者から依頼者へ、ふとした質問が「お、やるな」と思わせる内容だった。私はそんなこと考えてもみなかったけど、考えてみれば確かに大事な視点である。さらっとそんな質問ができて、ちゃんと話聞いてくれてたんだな〜と、感心していた。
ありがたいことに、依頼者の方もその場で褒めてくださり、なんかいいムード。ちゃんと自分の頑張りを認めてくれる人への安心感というか(まあ依頼者だしね)、少し距離が縮まる瞬間が垣間見えた。

そういうとき、若者は慣れていないせいかリアクションが薄かったり、正面で受け止められなかったりするんだけど、安心してください、横で私がバッチリ受け取ってる(笑)
で、勝手に覚えているもんだから、終わる頃に本人の前で再生したりして、また恥ずかしい思いをさせるかもしれない。

クエストのいいところは、私たちスタッフだけでなく、周りの人から言葉をかけてもらう機会があるところ。ある意味、社会の中で、自分が褒められたということだから、とても価値のあること。宝物みたいな言葉をパワーにしてほしいなと願っている。
ちなみに、若者だけじゃなくて、同僚が褒められるのもうれしい。


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ライター

宮本 緑

社会サンカク事業担当

スタッフダイアリー

2023.10.09