サンカクシャ

スタッフダイアリー

2023.06.05

小さなことから


インターン先の担当者と話していて、かなわないなあ、と思うことがあった。サンカクシャの若者がお世話になっているインターンでは、6週間ほど、朝9時から14時ぐらいまでお仕事と研修をするのだけど、若者たちが時間通りに到着できたのは最初だけ。最初はね、気を張ってるから、なんとかなるんだよね。

あとは遅刻したり、体調不良で休んだりと、なかなか予定に合わせて行動することは難しいようだった。
私なんかは「あちゃー」と思っているのだけど、担当者からは意外な一言だった。

「遅刻やお休みを必ず連絡してくれて、えらいですよね」

・・・え、そんなことでもいいんですか!
NPO団体との連携や、若者支援に力を入れる企業だからか、あまりにも優しすぎるコメント。そして私には目が覚めるような言葉だった。

約束した時間に来られないと赤点、休むなんて論外という常識は、サンカククエストに参加する若者には通じないというか、なるべくその論法では話さないようにしていたけど、無意識のうちに評価をくだしていたんだなーと思った。たしかに若者の苦手なことは、受け入れ先の企業の方へ説明したほうがよければ、アセスメントとして共有することはある。

ただ、そんなふうに優しい言葉をかけられて、小さなことからでも若者たちを褒めていきたいと思う。
私の反省はともかくとして、いい職場に巡り会えてよかった。


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ライター

宮本 緑

社会サンカク事業担当

スタッフダイアリー

2023.06.05