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採用情報

2023.04.26

【採用情報】若者に安心できる住まいを。親を頼れず、住まいを失った若者に寄り添う伴走者を募集!

行政や関連団体と協力しながら、若者に住まいや進路のサポートを行う仕事です。

サンカクシャについて

サンカクシャでは、親や身近な大人を頼れない15歳〜25歳の若者が、自立したり生きていけるようにサポートする活動をしています。

「家に居場所がない」「働く意欲がない」「住む場所がない」
貧困や虐待などの課題を抱え、家で安心して過ごせなかった、学校に馴染めなかった若者は、人と関わることが怖くなったり、何かに取り組む意欲や自信を失ってしまいます。
そのような若者が生き抜いていけるように、サンカクシャでは主に下記3つ若者に届けたいと考えています。

「人とのつながり」安心できる大人を増やす
「しごと」ただお金を稼ぐだけではなく誰かの役に立っていると感じられるしごと
「すまい」安心できるすまい

サンカクシャはそのような若者が安心できる場を作り、安心できる大人を増やし、何かに取り組み自信を身につける機会を作っていきます。最終的には自分のことをできないことも踏まえて認められて、他者との関係づくりもできるようになって、自立できるまでを地域の方々とともに見守っています。

業務内容

サンカクシャは今年度、住まいのサポートを拡充します。

住まいのサポートを始めたきっかけ


2020年7月に、1人若者が、コロナの影響で寮付きの仕事をクビになってしまいました。
仕事を失うと同時に住まいも失ってしまい、親にも頼れず、お金もなく、路上で寝泊まりするしかなくなってしまいました。ちょうどそのタイミングに不動産会社から物件を紹介され、勢い余ってその若者のために物件を借りたことから住まいのサポートが始まりました。

住まいのサポートの現状

現在、シェアハウス3拠点、個室のシェルター2部屋を運営し、入居定員18名分の住まいを提供しています。

しかし、昨年度末から相談が急増しており、常に満室状態が続いています。
親からの虐待で家にいられない、親から家を追い出された若者から、「仕事を頑張り、ネットカフェに滞在していたが、所持金が尽きた」「路上で寝泊まりしていたが、寒くて耐えられなかった」など、若者からのSOSを日々もらっています。行政からの紹介も増えています。

こうした現状を受けて、シェアハウスを1拠点、個室シェルターを5部屋増やすことを決めました。
支援体制もより手厚いものにしていくため、今回の求人を出すことにしました。

今回は、新規の相談対応や個別の対応を行うスタッフ、シェアハウスの入居者をサポートするスタッフを2〜3名募集します

具体的な業務

住まいのサポートは2つのチームを作っています。
チームごとに具体的な業務内容をまとめます。

①個別対応チーム(1〜2名採用予定)
新規の相談対応、シェルターの入居の対応、卒業生のアフターケアなど個別の対応。

◯新規の相談対応
行政や支援団体からの支援依頼や、TwitterやWebサイトから若者の相談が入ってきます。
相談の内容を踏まえて、担当を割り振ります。
基本的には、サンカクシャの居場所で初回の面談を行い、困りごとや今後の希望などを把握し、必要な支援につなぎます。
1人で対応するわけではなく、複数人で対応し、方針はスーパーバイザーなどに確認しながら決めていきます。

◯役所の同行
サンカクシャ内だけでなく、公的支援や他団体につなぐことも多いです。
特に生活保護申請は多く、福祉事務所に同行し、若者が必要な公的支援を受けられるように伴走します。

◯シェルターの入居調整
5部屋あるシェルターに入居した若者のサポートを行います。
定期的に、見回りをし、部屋の清掃や困りごとの把握、引っ越しのサポートなどを行います。

②シェアハウス対応チーム(1名採用予定)
シェアハウスに入居した若者の生活、仕事、引っ越しのサポート

◯シェアハウスの運営管理
月1回の入居者全員で住人会議を行っているので、住人会議の仕切りや掃除当番の割り振り、必要な備品の購入など、シェアハウスが心地よい場になるようサポートします。

◯生活、進路支援
部屋の掃除、自炊などができない若者がほとんどなので、一緒に部屋の掃除をしたり、みんなでご飯を作ったり、フランクに10人と関わりながら少しずつ生活力がつくようにサポートします。
また、仕事探しのサポートをや進路の相談なども行い、若者たちが次のステップに進めるよう寄り添います。

◯ケース会議の実施
基本的にはslackを用いて、常にそれぞれの若者の対応方針を話し合う環境を作っています。
ケース会議は、月3回対応に悩む若者などの相談をする場を作っています。
弁護士や社会福祉士など、ベテランの方々がケース会議には参加し、サポートしてくれます。
とはいえ、みんないつもお疲れ様と、日々の寄り添いを労う時間になっていることが多いです。

■募集人数:2〜3名

■雇用形態:正社員or業務委託
週3日〜5日
※兼業しているスタッフも多数在籍。それぞれのライフスタイルに合わせた働き方ができるため、働き方は相談してください。
※正社員希望の方も最初の3ヶ月は業務委託契約となり、3ヶ月後双方の合意をもって正社員に切り替わります。


>>募集要項・応募フォームはこちら<<


採用情報

2023.04.26