サンカクシャ

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採用情報

2023.12.05

【採用情報】若者に安心できる住まいを。親を頼れず、住まいを失った若者に寄り添う伴走者を募集!

行政や関連団体と協力しながら、若者に住まいや進路のサポートを行う仕事です。

サンカクシャについて

サンカクシャでは、親や身近な大人を頼れない15歳〜25歳の若者が、自立したり生きていけるようにサポートする活動をしています。

「家に居場所がない」「働く意欲がない」「住む場所がない」
貧困や虐待などの課題を抱え、家で安心して過ごせなかった、学校に馴染めなかった若者は、人と関わることが怖くなったり、何かに取り組む意欲や自信を失ってしまいます。
そのような若者が生き抜いていけるように、サンカクシャでは主に下記の3つを若者に届けたいと考えています。

「人とのつながり」安心できる大人を増やす
「しごと」ただお金を稼ぐだけではなく誰かの役に立っていると感じられるしごと
「すまい」安心できるすまい

サンカクシャはそのような若者が安心できる場を作り、安心できる大人を増やし、何かに取り組み自信を身につける機会を作っていきます。最終的には自分のことを、できないことも踏まえて認められて、他者との関係づくりもできるようになって、自立できるまでを、地域の方々とともに見守っています。

業務内容

サンカクシャは今年度、住まいのサポートを拡充しています。

住まいのサポートを始めたきっかけ


2020年7月に、1人の若者が、コロナの影響で寮付きの仕事を解雇されてしまいました。
仕事を失うと同時に住まいも失ってしまい、親にも頼れず、お金もなく、路上で寝泊まりするしかなくなってしまいました。ちょうどそのタイミングに不動産会社から物件を紹介され、勢い余ってその若者のためにその物件を借りたことから住まいのサポートが始まりました。

住まいのサポートの現状

現在、シェアハウス3拠点、個室のシェルター5部屋を運営し、入居定員18名分の住まいを提供しています。

しかし、昨年度末から相談が急増しており、部屋が足りない状況になっています。
親からの虐待で家にいられない、親から家を追い出された若者から、「仕事を頑張り、ネットカフェに滞在していたが、所持金が尽きた」「路上で寝泊まりしていたが、寒くて耐えられなかった」などのSOSを日々もらっています。行政からの紹介も増えています。

こうした現状を受けて、シェアハウスを1拠点、個室シェルターを2部屋増やすことを決めました。
支援体制もより手厚いものにしていくため、今回の求人を出すことにしました。

今回は、新規の相談対応や個別の対応を行うスタッフ、シェアハウスの入居者をサポートするスタッフを2〜3名募集します。

具体的な業務

住まいのサポートは2つのチームを作っています。
チームごとに具体的な業務内容をまとめます。

①個別対応チーム(1〜2名採用予定)
新規の相談対応、シェルターの入居の対応、卒業生のアフターケアなど個別の対応。

◯新規の相談対応
行政や支援団体からの支援依頼や、TwitterやWebサイトから若者の相談が入ってきます。
相談の内容を踏まえて、担当を割り振ります。
基本的には、サンカクシャの居場所で初回の面談を行い、困りごとや今後の希望などを把握し、必要な支援につなぎます。
1人で対応するわけではなく、複数人で対応し、方針はスーパーバイザーなどに確認しながら決めていきます。

◯役所への同行
サンカクシャ内だけでなく、公的支援や他団体につなぐことも多いです。
特に生活保護申請は多く、福祉事務所に同行し、若者が必要な公的支援を受けられるように伴走します。

◯シェルターの入居調整
5部屋(近日中に7部屋に増室)のシェルターに入居した若者のサポートを行います。
定期的に、見回りをし、部屋の清掃や困りごとの把握、引っ越しのサポートなどを行います。

②シェアハウス対応チーム(1名採用予定)
シェアハウスに入居した若者の生活、仕事、引っ越しのサポート

◯シェアハウスの運営管理
月1回入居者全員で行っている住人会議の運営や掃除当番の割り振り、必要な備品の購入など、シェアハウスが心地よい場になるようサポートします。

◯生活、進路支援
部屋の掃除、自炊などができない若者がほとんどなので、一緒に部屋の掃除をしたり、みんなでご飯を作ったり、フランクに住人と関わりながら少しずつ生活力がつくようにサポートします。
また、仕事探しのサポートをや進路の相談なども行い、若者たちが次のステップに進めるよう寄り添います。

◯ケース会議の実施
基本的にはslackを用いて、常にそれぞれの若者の対応方針を話し合う環境を作っています。
ケース会議は、月3回対応に悩む若者などの相談をする場として行なっています。
ケース会議には、弁護士や社会福祉士などベテランの方々が参加し、サポートしてくれます。
とはいえ、「みんないつもお疲れ様」と、日々の寄り添いを労う時間になっていることが多いです。

募集人数

2〜3名

雇用形態

正職員 or 業務委託
週3日〜5日
※兼業しているスタッフも多数在籍。それぞれのライフスタイルに合わせた働き方ができるため、働き方は相談してください。
※正職員希望の方も最初の3ヶ月は業務委託契約となり、3ヶ月後双方の合意をもって正職員に切り替わります。

募集要項

対象人材像

大変な活動ではあるのですが、明るく楽しく、ポジティブで穏やかな関わり方をしたいので、そうしたスタンスに共感できる方。若者のことを最優先に考えることができ、いい意味でゆるく、ときに厳しく若者と関わっていただける方。サンカクシャでの働き方も若者との関わりも「その人らしさ」を大事にしているので、キャラクターを思いっきり出していただけると嬉しいです。

応募資格

・実務経験(ボランティア含む)3年以上
・資格の有無は問わず、若者が生きていくことをサポートしたいという気持ちがあれば問題ありません。

歓迎条件

・障害福祉サービスのご経験
・ソーシャルワークのご経験
・社会福祉士
・精神保健福祉士
・臨床心理士
・公認心理師

勤務地の詳細

【サンカクキチ】
東京都豊島区上池袋
最寄駅:JR埼京線「板橋」駅、東武東上線「北池袋駅」から各徒歩5分【サンカクハウス(シェアハウス)、サンカクシェルター(シェルター)】
東京都豊島区、北区、板橋区
※住所を公開していないため、採用が決まりましたらお知らせいたします

勤務形態

出社勤務時間
月曜日〜土曜日の間で3日〜5日
10時〜22時くらいの間で、希望や活動に合わせて調整可能です。
※趣味や副業、プライベートなどの都合を考慮して、各自勤務日を決めています
※火曜日のミーティングが多いため、火曜日の勤務日確保をお願いいたします

就業期間

即日〜2024年3月31日
※次年度以降も希望に応じて更新可
※即就業いただける方を優先的に募集します!

給与

月給 150,000円〜350,000円(週3〜5日の場合)
※経験に応じて応相談福利厚生
交通費支給(2万円まで/月)

給与以外の報酬

大手企業や外資系企業との接点や行政や地域の支援者、専門職といった幅広いプレーヤーと接点を作ることができます。何より、関わる若者と距離が近く間近で変化などを見ることができ、その変化を一緒に喜べる仲間がいるのが1番のやりがいではないかなと思います。

休日・休暇

業務委託の場合は各自の裁量
フルタイムの場合は週休2日職場の雰囲気

それぞれキャラクターや個性の強い職員が多いため、ありのままの素のキャラクターでいられる職場です。(むしろキャラクターを出して欲しい)立ち上げ期でバタバタしていますし、やることが増えたり変更したりすることはザラにありますが、そうした変化を楽しく、若者のために一緒に取り組める方だと嬉しいです。

入社後1ヶ月後のイメージ

最初の1週間で、サンカクシャが行っている居場所作りや仕事のサポートなど様々な活動に参加していただき、団体の雰囲気を掴んでもらいます。その後は、チームメンバーと協力しながら若者の事情にあわせて支援を行います。ルーティン業務をこなすイメージではなく、自ら業務を作って実践していくイメージです。

選考プロセス

・書類選考
・一次面接(担当者、会社説明を含む)
・現場見学
・最終選考


採用情報

2023.12.05