サンカクシャ

活動報告

2023.02.06

ちゃんと見てくれている、という喜び

児童館のイベントを手伝うクエストでのこと。

イベント主催者よりも年齢の近い若者に、小学生たちは親近感をもつのか、めちゃくちゃいじったり、甘えてきたりする。一応このクエストは子ども相手に楽しめることが前提なので、これまで参加してくれた若者も「疲れたー」と言いつつ「子どもってすごいね」と面白がってくれている。みんな、小学生相手によくやるなあ笑

今回の若者も、周りを楽しませることが得意なタイプなので、グループワークで5人ぐらい子どもたちの面倒を見てくれた。あとで聞いたら「パワフルな子がいた笑」という感想。伴走者としてスタッフの加藤が付いていったはずなんだけど、加藤もグループワークに参加する羽目(?)になって、あんまり若者の様子が見られず。ただイベント中はトラブルもなく、若者がヘルプを出すこともなく無事に終了した。

主催者と児童館スタッフの方から、若者の仕事ぶりにフィードバックをもらうと「子どもたちの名前を覚えて、声かけてくれていたよね」という言葉が。子どもたちがハチャメチャに動きまくっている最中、その若者が努力し工夫しているところを、ちゃんと見てくれている大人がいた!とじんわり嬉しくなる。

これはすべてに通ずるはずで、本人は何気なくしていることでも「あなたのこれが良かった」と言語化してもらえると、自己肯定感もぐんと上がるし、大人に対する信頼感にもつながる。社会人だって自分のことを正しく捉えるのは難しいのだから、自信がない若者はもっと難しい。こういう言葉をもらうことで行動すれば結果が得られると体感してくれたら。そして若者を見守る優しい社会が広がってほしい。


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ライター

宮本 緑

社会サンカク事業担当

活動報告

2023.02.06