サンカクシャ

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活動報告

2021.08.27

「ただ共に楽しむ」ボランティアを若者の居場所に迎えるわけ

サンカクシャでは、現在都内3拠点で若者の居場所「タマリバ」を運営中。
ここは、若者がスタッフや仲間とおしゃべりしたり、ゲームで一緒に遊んだり、自由に過ごせる場となっているだけでなく、社会との繋がりが薄くなっている若者たちが自然と社会サンカクのきっかけを得られる場となっています。

そんなサンカクシャのタマリバでは、「ただ若者と共に過ごす」ボランティアメンバー約20名が活動中。大学生6割、社会人4割が活動しています。

サンカクシャが、タマリバで若者とボランティアの皆さんの交流を作っているのは、「若者たちにとって多様な大人と交流できる」ことを大切にしたいからです。

タマリバでのボランティアと若者との関わり

タマリバでは、基本的に日中は若者たちとテレビゲームやボードゲームをして過ごして、夕方は一緒に料理をするところから行い、その日にいる全員でご飯を食べています。(現在は、感染症対策として、夕飯づくりの代わりにお弁当を購入して、その日にいる全員で食べています)

行っていること自体はシンプルなのですが、実は、それぞれの活動やアクティビティを通じて重ねるやり取りが肝なんです。

たとえば、ある女性のボランティアメンバーは、若者とのふとした会話の中で、とあるゲームの話題になった時に、そのゲームの最上位ランクの成績を持っているプレイヤーだという話になり、その場にいる若者たちが一目置き出して、一気に打ち解けるということも起きています。

また、タマリバでの夕飯のメニュー決めをする時は、若者たちも含めてその場にいる人達であれこれ話し合いながら決めています。
そこで、広島出身のボランティアメンバーが広島風お好み焼きをつくってみるよと言い出してくれたことで、そこから広島の話やをすることができました。
(若者たちは早々にお腹いっぱいになり、お好み焼きはその後スタッフたちで食べ切ることになりました..)

また、法律を勉強しているボランティアメンバーは、ドラえもんの漫画のシーンを抜粋して、実際の法律に当てはめてみると、どういった点が法的にアウトなのかを楽しみながら学ぶというアクティビティを行ってくださいました。(何よりも、絵が全部彼の手描きというのがスゴい…)
そして、その後も若者たちが「それ有罪ですよ~」などとしきりに言い出したりして、このボランティアメンバーの方とアクティビティの内容が、強く印象に残っている様子でした。

総じて、活動に来てくれるボランティアメンバーのことを、若者が何か役割を持った大人として接するのではなく、ボランティアメンバーそれぞれの個性やキャラクター、できることなどを通じて若者とボランティアメンバーとの関わりが生まれており、、若者たちにとって新しい価値観や世界観に触れる良い機会になっていると思います。

振り返りで生まれる関わり方のアイディア

毎回の若者の帰宅後に、その日の運営振り返りを行い、1人ひとりの若者の様子や大人側の関わり方の振り返りを行っています。

最初は「点」で見ていた若者も、参加回数を重ねるに連れて、その変化や成長が「線」で見えるようになってきて、「●●くんって、最近は初対面でも色々な人達とも話せるようになりましたよね」と言ってくれるようなボランティアメンバーも出てきています。

その若者の成長や変化を見ている人同士で共有し合うことで、また次回のタマリバで「今度は、こんなことをしてみよう」「▼▼くんとあのゲームで遊びながら、こんな話をしてみようかな」といったようなアイディアが出てきて、上記にあるようなボランティアメンバーの個性やできることを活かした関わりやアクティビティが少しずつ生まれてきています。そんな振り返りを終えてみると、次のタマリバがとても楽しみになってきます。

サンカクシャのボランティアの特徴

サンカクシャは、タマリバの運営だけなく、バイトを始めたり定職につくための進路の伴走サポートや、社会で働くことのイメージを深めるための進路相談会など、若者の社会サンカクをサポートする活動も行ってます。
タマリバにおける大人との「コウリュウ」から、若者がその先に進んでいくためにどんなきっかけを作るとより良いかを見据えて、1人ひとりの若者に伴走する多様な大人たちがサンカクシャのボランティアの特徴です。
今後も、様々なバックグラウンドや得意なことをお持ちの方々に参加いただけるよう、活動してまいりたいと思います。

文京区の活動は独立行政法人福祉医療機構様の「WAM助成(モデル事業)」を、豊島区の活動は独立行政法人福祉医療機構様の「未来応援基金」からの助成を受けています。助成団体様ならびに寄付者の皆様に厚くお礼申し上げます。


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ライター

細貝 朋央

ボランティアコーディネーター

活動報告

2021.08.27