サンカクシャ

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活動報告

2020.12.17

みんなで囲む夜ごはんは、みんなで作る!料理に初挑戦で若者たちが共同作業。

タマリバでは、毎回その日来ている若者たちを夜ごはんを一緒に囲んでいます。献立を考え調理をするのは、これまで本郷ではスタッフの篠田が担っていました。

しかし、若者たちの好みに味がハマらない日や、味付けに失敗してしまう日もあって、そんな時には正直に「味がうすい」「これは食べられない」などと味を表現する若者も(笑)

そんな流れから、最近若者たちに「じゃあみんなで作ってみなよ~」と一石を投じてみたところ、「おお、やってやるよ」と火がついたようで、料理に若者たちが参加することになりました🍳


そして、いよいよ料理をすると約束した当日…。
若者はいつも通り遊びに来てくれたのですが、「やっぱり料理めんどくさい」「料理のボランティアさん今日来ないの?」などと、1週間前のやる気はどこいったのか…😭
「よし、しょうがねえから作るか」などといった言葉は聞けず…。

「とっても楽しみにしていたのに」「○○君の料理食べたいな~」などとつぶやきながら、渋々いつも通り篠田がひとりで若者のリクエストのポトフを作りはじめました。

するとしばらくして、こちらの様子を見ていた若者が「おれ包丁無理なんだよね」と言いながら、調理台の方へ…!
「じゃあ野菜の水洗いからお願い」と伝えると、野菜を洗って、皮をむいてくれて、包丁で芯をとってくれて。「なんだ、できるじゃん!」とスタッフもびっくり&嬉しくなりました!

そして、このやりとりを見ていた周りにいた若者も「こんな動画あったよ」とポトフの作り方の料理の動画を見つけてくれて、自分たちで水の分量を計り始め、「俺普段料理しないから、手際悪いんだよね」と言いながらも料理に参加。挑戦している姿が印象的でした。

出来上がった料理は、みんなの初めての協働作業とは思えないくらいとっても美味しくて、みんなでほおばりました!
普段は野菜を苦手としている若者も、「自分が作った料理なら食べられる」という経験をして、今後の変化が楽しみです。

協働作業のポトフの完成の写真を撮り忘れたのですが、こちらのお肉料理も、若者が作ってくれました!

「来週は焼きそばを作りたい!」「買い出しにおれもいく!」と自ら話してくれて、若者の挑戦の場を大人が用意して、挑戦できるまでサポートしていくと、自分たちで「あれもやりたい、これもやりたい」となっていくんだなと感じました。
スタッフ自身、とても楽しかったです。

お米も、飲み物も、お肉も、日々たくさん食べて、若者の成長を楽しみにしています!


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ライター

篠田 麻友

文京区担当ソーシャルワーカー

活動報告

2020.12.17