特定非営利法人サンカクシャ

「地域に必要な若者へのサポートを考える」【イベレポ公開】文京こどもを支えるプロジェクト勉強会

2021/06/09

5月28日、「地域における子ども若者の居場所作りを考える~行政や地域との連携のコツ~」というテーマで、文京区で子ども・若者の支援を行うさきちゃんち運営委員会とサンカクシャの共同開催の勉強会を開催しました。

講師には、品川区で子ども・若者のためのフリースペース運営をされている中塚史行さん(NPO法人教育サポートセンターNIRE 代表理事)をお招きして、お話しを伺いました。

1事業1団体が行政受託の定番とされる中で、中塚さんの取り組みは、自団体を含めた8つのNPOが各々の専門性を持ち寄って協働するネットワーク「子ども若者応援ネットワーク」をつくり、フリースペース運営を行っている点がユニーク!

フリースペース運営で大切にされている点として、フリースペースが若者達にとって「何もしないで、ただいることができる場であること」「“友達の家” “いとこの家”のような居場所であること」といった姿勢で運営されていることを共有いただきました。

また、「品川で生まれたのだから、品川でちゃんと育てましょう」と地域の大人(団体)として、行政や協働する団体などに伝えることによって、雰囲気が醸成されていったというプロセスについても触れられていました。

後半は、サンカクシャ代表理事の荒井が聴き手役となり、参加者からの質問も拾いながら、話を深堀りしていく対談トークを行いました。

行政との専門性との違いは何か?

という問いに対して、「1人ひとりに丁寧に対応していく」ことと、その状況を行政側にも共有していっているというお話しがありました。

それによって、「ここに若者をつなげれば本当に何とかなる」という実践にもとづいた信頼を行政側から得られるようにしてきた結果が、現在の連携につながっていることが伺えました。

また、大学との連携に関しても話が広がり、フリースペースの利用者で男の子が多かったため、連携先大学の女子学生に「ピアスタッフ」という役割で、お菓子づくりなどを企画してもらい、女の子の利用者が増えるように務めているというお話しもありました。

最後に、中塚さんから「お互いにいて良いという存在」「いないと寂しいなと感じる存在」になりたいと考えていること、そういった関係性はどうしたらつくっていけるのだろうかという問いかけもいただきながら、「ユースワーク」という分野からも若者との関係づくりや実践を学んでいきたいという言葉とともに、締めくくられました。

1つひとつの事例や考え方が刺激的で、若者たちへの関わり方や場づくりの意識を改めて考えさせられる会となりました!

今後も、サンカクシャとさきちゃんち運営委員会は、子どもや若者、生きづらさを感じる人たちへの支援に関するテーマで勉強会を開催していきます。


この活動は、文京区社会福祉協議会が主催する「Bチャレ(提案公募型協働事業)」の助成を受けているさきちゃんち運営委員会の事業ならびに、独立行政法人福祉医療機構(WAM)の「子供の未来応援基金 第4回未来応援ネットワーク事業」の助成を受けているサンカクシャの事業です。

助成団体様ならびに寄付者の皆様に厚くお礼申し上げます。


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