恋愛という魔力

若者が頑張る理由はいつだって恋愛です。

しっかりとした支援者の方ほど「何が恋愛だ！まず自分の事しっかり！」なんて怒る人もいるかもしれないですが、1600年くらいからシェイクスピアは恋愛で頭を悩ましてるし、もっと前で言えば紫式部の源氏物語だってそう。
1000年前から人が最も頑張れるのは恋愛で、最も苦しむのも恋愛なんです。

これまでシェアハウスを退去した若者の退去理由が、「彼女が出来て、同棲したいから」なんていうのは沢山ありました。

仕事のやりがい、金銭的な享受、自身の成長。
このどれもが大事な事ですが、正直震えるほど頑張れる理由にはならないです。

でも恋愛は震えます。
僕らの恋愛の教科書だった西野カナが「会いたくて、会いたくて、震える」と歌詞の中で教えてくれました。

そして、西野カナは単純に恋愛すれば、震えるよと非科学的な事を言いたかったのでは無いと思います。この歌詞に込められているのは

会いに行きたいのに、会えないのは交通費が無いから。
そもそも震えているのは服を買うお金が無くて薄着だから。

つまり西野カナは、「お金を稼いで服を買って好きな人に会いに行こう」という事を言いたかったんだと思います。

若者よ、働いて、厚着で好きな人に会いに行こう。

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