サンカクシャ

スタッフダイアリー

2024.04.08

ギリギリと人情

そういえばボクは読み書きが好きな子供だった。
誕生日プレゼントには「ご本をください」とお願いするようなわりかし品のいい文学少年だった。そしてその嗜好は少年でなくなってしまった今も変わっていない。趣味はと聞かれると読書と胸を張って宣言できる。
更新は滞りがちだが、ブログも三つのアカウントを使ってやっているし、もちろんXも(ちなみにこっちのアカウントはひとつだけ。裏垢はない)。
つまりは読むのも書くのも苦にならない人間なのだ。
だから今回、スタッフダイアリーを書いてみないかという誘いもなんの抵抗もなしに受け
あった。

しかし、どうしてだろう。
全く書けない。
書きたくないわけではないのに。ネタが浮かばない。やる気も出ない。
ああ途方に暮れる。正直、後悔している。

こういう時にはどうしたらいいのか調べてみた。
ネットには「書くことができなくなったら、その書けない状態についてのあれこれを書けばいい」と載っていた。
人様の助言に従うのはあまり好きではないが、もう締め切りも過ぎてしまっている。あとがない。
ということで、今、ボクは書けないことについて書いている。

どうして書けないんだろう?
Xやブログと何が違うんだろう?

きっと締め切りのせいだ。
ボクは時間が守れない。基本的に時間に不自由なタイプの人間なのだ。
時間前集合なんて全くもって意味がわからんし(待つ時間になんの価値があるっていうのか?)。人生に限りがあることを実感しはじめてから、この傾向はますます強くなってきた。
自分が楽しめないことに貴重な時間を使いたくはない。。
根本的にルールと呼ばれるものに頓着しないのである。好きな時に好きなことだけをして生きていきたいんだ。

ギリギリアウトを狙っていかないとストライクゾーンは広がらない。
ボクはこんな風に周りからしたら、かなり迷惑な反骨を持って生きている。
なので締め切りギリギリにならないと動けない。ギリギリを過ぎても動かない。
今じゃないんだよね。書くのは…って感じなんです。

でもそこは大人としての責任と分別もあって…ギリギリと人情でなんとか書きあげなければ。

そんなこんなで気づけばいつの間にかノルマの字数は超えていた。
やったー。タスク終了。GJ!ネットの誰かの助言。

ギリギリアウトを狙っていけば、いつか投げるボールはストライクになっている。

そういう反骨の大事さを若者に伝えていけるダイアリーにしていければと思う。伝えていきたいと思う。知らんけど。


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