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活動報告

2024.02.20

「若者向けの居場所 調査レポート」が完成しました

子ども若者の孤独・孤立に関心が強まる昨今、多くの団体が居場所事業を展開していますが、各団体によって「居場所」という言葉の意味や、対象も異なっています。 今後、若者に対する居場所事業が施策化していく中で、ある特定のニーズに対応した「居場所」に偏った制度設計がなされた場合には、居場所事業は支援策としての柔軟性を失い、若者のニーズに応えることができなくなると危惧しています。

今回、「若者の居場所」をキーワードに、研究者の方々8名、若者対象の「居場所」支援を展開する10団体にヒアリングを実施し、調査レポートを作成しました。ご協力いただきました皆さまに心より厚く御礼申し上げます。

本調査レポートは、政策立案を検討する自治体や居場所事業を始めようとする団体が、居場所の意義を認識し、議論するための土台を作ることを目的としています。調査レポートをお読みいただき、「居場所」について議論を深めていただけましたら幸いです。

●調査レポートのダウンロードはこちら

目次


第1章  はじめに ―本調査の目的/調査内容     

第2章「若者」を取り巻く社会情勢 ―若者の定義/困難を抱える若者たちの現状/若者の困難が生まれる社会背景

第3章 現状の若者向け施策と課題 ―現状の若者向け施策/現状の若者向け施策の課題

第4章 若者の「居場所」づくり ―居場所とは何か/「若者向け居場所」とはどうあるべきか/「居場所」の制度化が抱えるリスクと可能性/「居場所」の効果を測定する

第5章 若者たちの声から、ニーズを捉える(サンカクシャの実践から)

第6章 居場所を取り巻く若者施策への期待 ―若者向け施策の提言

「居場所」実践レポート ―若者支援団体10団体

学識者インタビュー記録 ―学識者7名


●報告会の概要および動画はこちら(Coming Soom)

このレポート発行に伴い、報告会を開催いたします。ぜひご参加ください。

「若者向けの居場所に関する調査レポート」完成記念報告会
~若者支援団体の多様なアプローチから、居場所の意義を再考する~

日時:2024年2月23日(金・祝)15:00-17:00(受付開始14:30)

場所:サイボウズ東京オフィス 27F(日本橋駅直結)

イベント形式:対面(アーカイブ配信を予定)

内容:調査報告と調査結果についての考察・示唆 、登壇者によるディスカッション

登壇者(敬称略)
 宮本みち子(放送大学名誉教授・千葉大学名誉教授)
 加賀大資(こども家庭庁 成育局 成育環境課 居場所づくり係 居場所づくり専門官)
 寺戸慎也(ソーシャルデザイン事務所toi)
 早川智大(NPO法人サンカクシャ 居場所事業マネジャー)
 進行:土岐三輪(ソーシャルフリーランス)

詳細・申込:https://www.sankakusha.or.jp/2024/01/28/news-120/


本調査は、休眠預金活用事業「若者の「望まない孤独」支援モデル形成事業」の助成を受けて実施しています。助成団体様ならびに寄付者の皆様に感謝申し上げます。
(資金分配団体:特定非営利活動法人育て上げネット、READYFOR株式会社)


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2024.02.20