サンカクシャ

スタッフダイアリー

2023.11.01

そもそも、違う形をしている

「普通」って、一体何だろうか。「常識」って言うほど常識だろうか。
3年前に自分がうつ病になって、所謂「普通」のレールから外れてからほんのりと感じ始めていた社会に対する違和感は、サンカクシャで過ごす日々の中で次第に確信に変わっていった。
社会というものは、歪だ。別に正しい形があって、それが崩れてきたとかそういうことではなく、そもそも凸凹なんだろう。

たまたま同じような経験をしてきた人たちが、互いの重なりを見つけて普通や常識なんて呼んでいる。その程度のものなんだろうと思う。
だから、全く違う道のりを進んできた僕と若者たちの常識は全然違う形をしている。
ミクロで見れば、気が合う友人とかとも全然違う普通の形をしているはずだ。

大事なのは、どちらか一方の常識にもう一方を引っ張るのではなく、互いに尊重できる共通解を見つけることではないだろうか。
自分の中にないもの、知らないものを見つめることは、時に苦痛を伴うかも知れないし、、分かり合うことの出来ない人だって中に入るかも知れない。
それでも、できる限り誰かを傷つけることなく、ここが尊重されて暮らしやすい価値観を育み合うことが、良い社会を目指すということなんじゃないだろうか。

いつか歪であること、互いが違う形であることが「普通」と呼ばれる日が来るといいな。頑張ろう、もっと。


若者たちの「いま」と「これから」を、サンカクシャと共に応援してくれる方を大募集!
以下の方法より、活動にあなたもサンカクしませんか?

🎁 サンカクシャを支えるウィッシュリストを公開中!

🙌 寄付で応援!単発・自由な金額設定から、ご支援いただけます

✉️ 日々の活動や代表荒井のアップデートをメルマガで配信中!

ライター

早川智大

居場所事業マネージャー

スタッフダイアリー

2023.11.01