サンカクシャ

スタッフダイアリー

2023.05.31

歯痒さを超えていく力

若者たちと関わっていると、歯痒さを感じることが多い。
どうやったって、置かれた状況に対して頑張るのは自分自身意外にないから、僕らにできるのは話を聞いたり、ちょっとした助言をしたりすることぐらいだ。
目の前の困りごとに対して、他人ができることはそんなにない。
就職に困っていたとして、それを解決する術を持たないし、心身の不調に対して、気遣う程度のこと以外の関わり方は取れない。
歯痒いな、と思う。大きな力で、その困りごとを投げ飛ばせたらいいのに。

個の力というものは小さい。だからこそ、手を取り合う必要がある。
僕に今は若者を直接雇用する力はないから、雇用してくれる協力者と手を取る。
心身の不調を取り除くことも、生活の保証をしてあげることもできないから、適切なサポートに繋いでいく。

何でもかんでもやろうとしても出来ない。ちゃんとその事実を認めて、できることにフォーカスする。
無力感や歯痒さは、足を止める理由にはならない。それは繋がる原動力だ。
一人でできないなら、誰かと力を合わせればいい。すごくシンプルなことだ。

その「誰か」になってくれる人と、できる限り多く出会いたい。
声を上げてくれれば(上げなくても)会いに行くし、関心を持ってもらえたなら会いにに来てほしい。
幸い、今本当にたくさんの人が僕らの活動に協力してくれている。さまざまな形で。
それでも、相談は尽きないし、世の中を良くしていくにはまだまだ力が足りない。

どうか、力を貸してください。僕も全力で頑張ります!


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ライター

早川智大

居場所事業マネージャー

スタッフダイアリー

2023.05.31