「東京都 若者応援プロジェクト」 は、悩みや不安を抱える若者を応援するための情報発信をする東京都の情報サイトです。
サンカクシャは若者を応援する「特徴的な取組」と「企業×支援団体」の事例として掲載いただいており、今回、記念すべき第1回のオンラインイベントへ代表荒井が登壇します!
日時:2022年9月11日(日) 13:00〜16:00
▼掲載ページ
今回はアンバサダーの最上もがさん、スペシャルゲストにはご自身のYouTubeで30万人以上の登録者を抱える早稲田メンタルクリニックの益田裕介先生に加え、認定NPO法人文化学習協同ネットワーク、特定非営利活動法人サンカクシャをお迎えし、孤独・孤立について皆さんと一緒に考えていきます。ぜひご視聴ください。
https://www.wakamono-pj.metro.tokyo.lg.jp/
豊島区のデザイン事務所「ヒゲプロ」様との連携も掲載いただきました。
詳しくはこちらから
「学校や社会に馴染めない若者が、どんな道に進んでも生き抜いていけるように」をスローガンに、目の前の若者ひとりひとりに向き合いながら、2019年5月24日より活動してきたサンカクシャ。
この3年間に、約1億5千万円の活動資金を集め、目の前の若者が社会サンカクしていけるための事業を展開してきました。サンカクシャが試行錯誤した”ファンと資金”づくりのあんなことやこんなことを、代表荒井と事務局長の高橋が惜しむことなく全公開!
また現在、サンカクシャでは複数のポジションについて、一緒に働いていただくスタッフを募集中ですので、「ミニ採用説明会」も兼ねています。
この機会にサンカクシャと一緒に、若者支援について考えてみたい方、若者支援の分野・NPO領域への参加に関心がある方など、ぜひご視聴ください。
▼ 配信日時
2022年8月31日(水)20:00-21:00
▼ 視聴方法
この配信はどなたでもご視聴できます。(申込不要・参加無料)
お時間になりましたらYouTubeのサンカクシャアカウントにアクセスしてご覧ください
https://www.youtube.com/channel/UCWIjzc2MKFqqnfKMnEropBA
▼ 登壇者
荒井佑介(代表理事)
高橋麻子(事務局長)
▼ 主催
NPO法人サンカクシャ
▼こんな方、ぜひご視聴ください
・NPOのファンドレイジングについて知りたい
・若者を取り巻く環境について知りたい
・サンカクシャと一緒に、若者支援について考えてみたい
・若者支援の分野、NPO領域への参加に関心がある
NPO法人サンカクシャが運営するシェアハウスは駒込、東池袋、大山、上中里の4拠点に拡大し、 月4万円で就労のサポートも行っています!
特定非営利活動法人サンカクシャ(本部:東京都豊島区、代表理事:荒井佑介、以下サンカクシャ)は、家にいられない若者やひとり暮らしができない若者、親を頼れない若者の向けのシェアハウスの拠点を4拠点に拡大し、8月1日から入居者募集を本格的にスタートいたしました。入居から2か月の家賃は無料とし、その後は家賃・光熱費を含め約月4万円で住まいを提供しています。入居期間中に自立できるよう、仕事に関わるサポートも含め、より多くの若者の支援を展開します。
大人を頼れない若者向けシェアハウス
家にいられない若者やネットカフェで生活する若者、親を頼れない若者などの住まいに悩む若者の相談を受け、住まいを提供し自立していくためのサポートを行う居住支援事業です。概要は以下の通りです。
(1)対象
15歳~25歳程度の若者
(2)費用
家 賃:月3万
光熱費:8,000円前後(実際にかかった費用により変動)
(3)住まい提供期間
1年間(※必要や状況に応じて期間は延長することもあります)
(4)サポート体制
◎生活のサポート
入居時に生活費がない場合や、アルバイトが決まり、初月の給料が入るまでの生活費の貸付など現金給付も行って生活の再建をサポートします。
所持金がなく、食料が買えない若者も多いため、食料の提供も行っています。
週2回スタッフや入居者の仲間と一緒に調理をし、食事をする機会もあり、自立に向けて家事全般ができるようにフォローもしていきます。
◎仕事のサポート
今後どのように生活していくか、どんな風に生きていきたいかの希望を丁寧に聞き、一緒に自立の道を模索するサポートも行っています。
身分証がない若者もいるため、身分証の手配から、仕事の探し方、面接対策、就業後の継続支援など仕事のサポートも手厚く行っています。
都心に位置しながら安心して暮らし、仕事を探せる4拠点
この事業にご賛同いただいている企業様からの応援で低価格で賃貸を借り上げシェア型にすることで若者一人一人の負担を減らした住まいを提供しています。
どの拠点においても、若者が大切にしているゲームやwifi環境をしっかり整え落ち着いて暮らすところからスタートできるような環境を作っています。
安心して暮らせ、今までとは違う大人と関わることで信頼を構築し、自立に向けた意欲の向上につなげます。4拠点は以下の通りです。
(1)サンカクハウス駒込
住所:東京都北区西ヶ原
最寄り駅:JR山手線駒込駅徒歩5分
定員:6名(男性限定)
部屋数:4部屋(相部屋2部屋、個室2部屋)+リビング・共有部
設備:PS4 4台/wifi完備
近隣にはスーパーやコンビニ、飲食店が多く住みやすい環境です
(2)サンカクハウス上中里
住所:東京都北区上中里
最寄り駅:東武東上線上中里駅徒歩3分
定員:10名(男性限定)
部屋数:6部屋(相部屋4部屋、個室2部屋)+リビング
設備:PS4 2台/switch1台/wifi完備
運営するシェアハウスの中でも最も広く綺麗な物件です。
周りは閑静な住宅街で落ち着いて過ごせる環境です。
(3)サンカクハウス東池袋
住所:東京都豊島区東池袋
最寄り駅:東京メトロ有楽町線東池袋駅徒歩3分
定員:5名(男性限定)
部屋数:3部屋(相部屋1部屋、個室2部屋)+リビング
設備:wifi完備
サンカクシャスタッフでDIYを行ったため内装が新しくなっています。
サンシャインシティ(複合施設)やイケ・サンパーク(公園)が近くにあり、活動意欲の沸く環境です。
(4)サンカクハウス大山
住所:東京都板橋区中丸町
最寄り:東武東上線大山駅徒歩7分
定員:5名(女性限定)
部屋数:5部屋(個室5部屋)+リビング・共有部
設備:wifi完備
窓が大きく日差しもしっかりはいるので開放的な空間です。唯一の女性向けのシェアハウスとして運営しています。
拠点拡大の背景
NPO法人サンカクシャでは2019年から、親を頼れない、学校や社会に馴染めない若者向けの居場所作りを行っていました。
コロナ禍の影響を受け、仕事がなくなり、同時に住まいを失う若者からの相談が相次ぎました。居場所だけでなく、住まいのサポートも必要だと考え、2020年7月から 駒込にて居住支援を開始。
もともと定員6名のところ、相談が相次ぎ、入居を断ることも増えていき、増え続けるニーズに応えきれないもどかしさを感じていました。
最近では、サンカクシャのTwitter経由で若者から直接、住まい相談のSOSが寄せられ、シェアハウスの拡大の必要性を痛感。そのようなタイミングで、社会福祉法人中央共同募金会様の「 赤い羽根福祉基金」の助成金を活用して、新たに1拠点の運営を開始し、公益社団法人 ユニバーサル志縁センター様の「新型コロナウイルス対応支援助成」の助成金を活用して、さらに2拠点の運営も行うことができることになりました。シェアハウスを合計4拠点に拡大し、26名の入居枠を作ることができました。
イケア・ジャパン株式会社様からの家具サポートなど
一気にシェアハウスを3拠点拡大したものの、拠点の一部は長く空き家であったため建物の改修が必要であったり、インフラの整備が必要で当初の想定にはなかった修繕費が発生したりと、家具に充てる予算がなくなってしまう事態となりました。
イケア・ジャパン株式会社様に家具の寄付をしていただけないか打診したところ、ベッドや寝具、キッチン雑貨類などを寄付していただくことが決まりました。
「実際にシェアハウスに入居している若者たちと家具を選べたら良いのでは」と素敵なご提案までいただき、若者たち5名と一緒に、イケアの店舗でみんなで楽しみながら家具を選びました。
家具を運び入れ、みんなで組み立てをしている際に、入居中の若者が「この拠点をいい場にしていきたいですね」と。若者が住む上で必要な家具を寄付していただいたこと、そして何より様々な事情の中でサンカクシャとつながった若者が自分たちで家具を選ぶという、プライスレスな計らいをしていただいたイケア・ジャパン株式会社様には感謝の気持ちでいっぱいです。
サンカクシャについて
サンカクシャは、15〜25歳くらいまでの親や身近な大人を頼れない若者が、孤立せず、自立にむかえるよう、社会サンカクを応援しています。
若者が生きていく上で必要な「居場所」「住まい」「仕事」をサポートしています。
具体的には、東京都内で若者が安心できる居場所を2拠点、住まいを失った若者向けのシェアハウス4拠点、地域の企業と連携した仕事のサポートを展開し、約200名の若者に多様な場や機会を提供しています。
親や身近な大人を頼れない若者1人1人に丁寧に伴走し、サンカクシャの活動を通じて、若者が社会との繋がりを得て、安定した生活を送ることができるようになるまでをサポートをしています。
【法人概要】
特定非営利活動法人サンカクシャ
公式HP:https://www.sankakusha.or.jp/
所在地:〒170-0012
東京都豊島区上池袋4-35-12 3階
代表理事:荒井佑介
2024年12月5日(木)、2024年にTikTokで活躍したクリエイターを表彰する「TikTok Awards Japan」2024が開催され、サンカクシャのTikTokアカウント「サンカク相談室」が「TikTok for Good」部門を受賞いたしました。
TikTok(ティックトック)とは、モバイル向けのショートムービープラットフォームです。
「TikTok Awards Japan」2024では、2024年にTikTokで活躍した全16カテゴリーのクリエイターを表彰。TikTokでの発信を通じて社会貢献するアカウントに贈られる「TikTok for Good」部門は今回新たに設けられ、「サンカク相談室」(@sankaku_soudan)と「Pick up trash SAMURAI ゴミ拾い侍」(@gomihiroisamurai)が表彰されました。
サンカク相談室は、2023年11月にアカウントを開設し、積極的にライブ配信やショートムービーの投稿をしてきました。「TikTokを活用して頼れる大人を持たない若者に支援情報を発信し、相談のハードルを下げる活動をしている中で、その取り組みが若者の支援促進に貢献している」と評価いただきました。
表彰セレモニーには、スタッフの寺中と「コミュ障漫談家 おかむー」の2人が登壇。また会場には代表荒井のほか、動画編集のスタッフと若者も同席し、皆で喜びを共有しました。
<寺中の受賞コメント>
この度は「TikTok Awards Japan」2024 において「TikTok for Good」部門に選出して頂き大変にありがとうございます。
これまで親を頼れない子や家に居場所が無い子、誰かに相談するのが苦手な10代、20代の若者にオンラインの居場所として動画投稿、お悩み相談室のライブ配信をしてきました。
たとえ一人でも生きづらさを抱えている若者がこのアカウントを観て前を向いていけるように、今後とも真面目にふざける発信をしていきます!
ぜひアカウントフォローをお願いいたします。
TikTokアカウント サンカク相談室 (@sankaku_soudan) | TikTok
▼関連情報
今年TikTokで活躍したクリエイターを表彰する「TikTok Awards Japan」2024の受賞者が決定。Creator of the Yearは「SATOYU(^↓^)OHIOBOSS」に
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001118.000030435.html
「サンカク相談室」をご存じですか?~身近な大人を頼れない全ての若者にリーチする相談室~
経済的に困窮状況にある若者の支援に取り組む特定非営利活動法人サンカクシャ(本部:東京都豊島区、代表理事:荒井佑介)は1月29日、”親に頼れず孤立する若者支援“をテーマに、経済同友会(本部:東京都千代田区、代表幹事:新浪剛史)と共催にて「若者の貧困解決に向けて」と題したパネルディスカッションを開催しました。当日は、国会議員(代理含む)41名、経済同友会会員及び関係者76名による計117名が出席、政・経済界における本件への関心の高さがうかがえました。
本イベントにはこども家庭庁より渡辺由美子長官も登壇、若者支援のニーズに対応すべく地域のハブ機能を強化する仕組みづくりなど、こども家庭庁として取り組んでいることの紹介、続いて経済同友会新浪代表幹事・サントリーホールディングス代表取締役社長が、過去にサンカクシャの活動場所を訪問した際に強く衝撃を受けた経験を語り、同友会として推進している”共助資本主義“の枠組みのなかでソーシャルセクターとの連携を強めていく意思を改めて強調しました。サンカクシャ 代表理事の荒井は、未だ社会的に広く認知されていない「若者の貧困と孤立」の背景と実態について事例をあげて説明をしました。孤立する若者が増え続けるなか、困難を抱える若者の自立をサポートするために政府として、また企業・経営者レベルで具体的に何ができるのか、パネルディスカッションでの議論となりました。
ディスカッションのなかで荒井が、困難を抱える若者の居場所づくりや住居の提供など様々な課題を包括的に議論するための支援部会と若者支援議員連名の設置を提言。会場に参加していた国会議員数名がその場で次々賛同、具体的な政策立案に関心を示すなど会場は熱気にあふれ、4つの提言からなる「提言書」が渡辺長官に手渡されました。
またサンカクシャの今後の方向性として、闇バイトや犯罪などに巻き込まれがちな若者を3年かけて伴走支援し、企業で活躍できる人材に育てる構想を共有。雇用をうみだす「若者活躍プラットホーム」の立ち上げを提案しました。当日参加した企業に広く協働を呼びかけ、今後更に連携を強化していく必要性について訴えました。
パネルディスカッションの中で、新浪代表幹事は「自分も知らなかったが、サンカクシャさんの現場を視察して、今孤立して居場所がどこにもないという若者が22万人もいると聞き驚いた。企業がもっているノウハウや、資金力、人材を活用してこの社会課題を一緒に解決していくことが重要です。」と強調し、最後は「貧困の連鎖をなくす。若い人が夢をもてるような社会にしていかないといけない。」という言葉で、会を締めくくりました。
・18歳~25歳くらいまでの”親を頼れない若者“の公的支援が手薄。
自立のためには、①安心 ②意欲 ③自信の3つのステップが重要。まずは若者と信頼関係を構築、安心できる居場所や住まいを提供したうえで、生きる意欲を高める体験や自信がもてる就労支援など、継続した3年間の伴走支援が必要。
・企業との連携の強化:継続的な支援にはNPOを経営的にも安定した組織にしないといけない。
企業から若くスキルの高い人を出向などで派遣してくれると有難い。
・シェアハウス用の物件探しが厳しい状況。
空き家対策とのマッチングをすべき。
・若者支援の課題自体の認知度をもっと高める必要がある。
若者支援の現場を知る機会を頻繁に設けて、企業の人たちに知ってもらう機会を増やす。
日 時: 2025年1月29日(水) 13:00 ~ 14:15
場 所: ザ・キャピトルホテル東急
共 催: 公益社団法人経済同友会 / 特定非営利活動法人サンカクシャ
出 演:
渡辺 由美子 こども家庭庁 長官
新浪 剛史 経済同友会 代表幹事 / サントリーホールディングス 代表取締役社長
髙島 宏平 経済同友会 副代表幹事・共助資本主義の実現委員会委員長 / オイシックス・ラ・大地 代表取締役社長
荒井 佑介 特定非営利活動法人サンカクシャ 代表理事
特定非営利活動法人 サンカクシャ
サンカクシャは、親や身近な大人を頼れない15〜25歳の若者たちが孤立することなく、自立への一歩を踏み出せるよう支援する団体です。「居場所」「住まい」「仕事」の3つの柱で若者をサポートしています。
生きていく意欲、何かに取り組もうとする意欲を失ってしまった若者へ丁寧に伴走し、サンカクシャの活動を通じて、若者が社会との繋がりを得て、安定した生活を送り、自分らしく生きていくことができるようサポートしています。
【報道関係者様のお問合せ先】
特定非営利活動法人 サンカクシャ事務局 広報担当:福井
MAIL: akira.fukui@sankakusha.or.jp
※本プレスリリースはPRTimesでも掲載しております。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000082439.html
「居場所のない若者たちの自立を包括的に支援する活動」を高く評価され、「若者のための過ごせる相談窓口」として、2024年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞
特定非営利活動法人サンカクシャ(本部:東京都豊島区、代表理事:荒井佑介、以下サンカクシャ)が提供するサンカクキチが、親や身近な大人を頼ることができず、家にいられない15歳から25歳程度の若者のための「過ごせる相談窓口」としてグッドデザイン賞を受賞しました。
令和4年度版子供・若者白書によると、相談できる人がいないと回答した若者は12.4%、どこにも居場所がないと回答した若者は1.9%。親を頼れず、どこにも居場所がない若者が全国に約22万人います。
こうした頼れない若者がサンカクシャにつながる背景は主に2つあります。(1)行政や支援機関からの支援依頼、と、(2)本人からの直接の問い合わせです。
(1)行政や支援機関からの支援依頼
全体の相談の6割は行政などからの支援依頼です。これは既存の支援や制度では若者をサポートしきれないことを表しています。
(2)本人からの直接の問い合わせ
全体の相談の4割を占めます。各種メディアをみて、SNSなどで検索して、友達から紹介されて、本人が問い合わせをするパターンが多くあります。
若者の支援は公的支援も少なく、民間の支援も少ないため、全国的に支援が全く追いついていない現状があります。
親からの暴力や無関心、過干渉などの理由によって家にいられない、また家を追い出されてしまった若者の一部は、「トー横」をはじめとした繁華街へ居場所を求めて集うようになり、犯罪や搾取の構造に巻き込まれています。
ヤングケアラーなどの家庭内で追い詰められる若者は、経済状況が逼迫するほどに、家庭内外での自由を奪われてしまいます。
精神的にも経済的にも不安定になりやすい若者たちが親の援助を受けることなく自活することは容易ではありません。繋がりが希薄化している現代社会において、親以外に頼れる先というものは限られています。
加えて虐待などの背景を抱えて育った若者は大人に対する信頼感が低く、公的な機関への相談に対しても心理的障壁があります。
そのため、安心できる環境で大人と過ごし、少しずつ相談に乗れるような関係を構築できる環境が必要なのです。
サンカクキチは、虐待や貧困などの要因により、家にいられない若者のための居場所です。
若者が安心して心と体を休めることのできる環境を獲得し、様々な人との交流や、楽しいと思い得る多様な体験を通じて意欲を回復していくことを後押しすることを目的とした「過ごせる相談窓口」。
若者が安心感を持って日常を過ごせることを第一の目標としています。
水曜・木曜・土曜14-21時で開放し、利用登録した若者は自由に出入り可能で、ゲーム、書籍、楽器などを備え、思い思いに過ごせるほか、オンラインゲームに特化したPCルームを併設しています。
<デザインのポイント>
1.支援を感じさせない関わりと空間で若者が安心できる環境を提供
2.作業スペースやPCルームを併設し、多様な過ごし方に対応
3.居場所だけでなく「住まい」「仕事」の一貫したサポートにつながる事業ハブ
サンカクキチ開設時には、東京都豊島区の「としま子ども若者応援プロジェクト」の一環で、イケア・ジャパン株式会社より、インテリアのご提案と家具の寄贈のサポートをいただきました。同社は、社会的・経済的に困難な状況下にある、またはその危機にさらされている子どもたちやそのご家族が安心して暮らせるために「IKEA Family募金」という活動を行っており、その一環でサポートをいただきました。
居場所を利用する若者たちからのアイディアを元に、イケアのスタッフの皆様によるワークショップを実施し、若者と一緒に家具を組み立てました。
居場所づくりを入口に、相談支援・就労支援・居住支援と居場所のない若者たちの自立を包括的に支援する活動を高く評価した。家族を頼ることができない若者が社会から疎外されるのではなく参加していくためには、既存の制度の隙間を埋めるような福祉サービスがまだまだ必要とされていると言える。道を踏み外しかけている若者にとって、安心して自己開示でき、他人とつながることのできる環境がまだまだ少ないなかで、貴重な役割を担っていると感じる。今後の継続的な運営を期待したい。
▶️グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ
サンカクキチは、利⽤する若者たちの⽣活に「余⽩」を⽣む場であって欲しいと考えています。
私たちのもとに繋がる若者たちは、過去の⽣育過程や、今置かれている過酷さから余裕を失っています。そんな彼らにとって、少しでも深く呼吸ができる場であって欲しい。余⽩があって初めて、⾃分の過去や今、そしてこれからと向き合うことができます。
私たちは若者を直接変えることはできませんが、彼らが願う姿に変わっていけるような関わりやきっかけを、このサンカクキチで作りたいと思っています。
▼グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
サンカクシャについて
サンカクシャは、15〜25歳くらいまでの親や身近な大人を頼れない若者が孤立せず、自立にむかえるよう、社会サンカクを応援する団体です。
「居場所」「住まい」「仕事」の3つをメインの支援として実施。東京都内で若者が安心できる居場所を1拠点、住まいを失った若者向けのシェアハウスを3拠点、シェルター7部屋、地域の企業と連携した仕事のサポートを展開し、累計450名以上の若者に多様な場や機会を提供しています。
自分が抱える困難に向き合ったり、前を向いて生きていくことへの意欲を失ってしまった若者へ丁寧に伴走し、サンカクシャの活動を通じて、若者が社会との繋がりを得て、安定した生活を送ることができるようになるまでをサポートをしています。
【法人概要】
特定非営利活動法人サンカクシャ
代表理事:荒井佑介(あらいゆうすけ)
所在地:〒170-0012 東京都豊島区上池袋4-35-12 3階
ウェブサイト:https://www.sankakusha.or.jp/
半年間の家賃補助と伴走支援を提供し、自立生活をサポート
特定非営利活動法人サンカクシャ(本部:東京都豊島区、代表理事:荒井佑介、以下サンカクシャ)はこの度、生活に困窮する18~25歳の若者を対象に、半年間の家賃補助を提供する新プロジェクトを開始しました。
近年、日本の若者はさまざまな居住問題に直面しています。
特に18~25歳の若者は、経済的な理由から安定した住居を確保することが難しくなっています。
虐待等の影響で親を頼れない、家庭内での孤立、家出など家族から十分にケアされなかった若者は、親の援助や奨学金が得られず、アルバイトのみで生計を立てているなど、低所得状態にあります。これらの若者は、住居費の負担が大きく、生活基盤が不安定な状況に置かれがちです。
生活保護などの社会保障制度を利用することもありますが、大学生等は原則として生活保護の利用ができなかったり、また各種制度に該当したとしても手続きや条件が厳しく、すぐに支援を受けられないことも多いです。そのため、一人暮らしを始めるための貯蓄や、突発的な支出への対応が難しく、家賃の滞納や住居の維持が困難になるケースが増えています。
このような背景から、若者の生活基盤を安定させ、自立を支援するための家賃補助や伴走支援の重要性が高まっています。家賃補助は一時的な経済的支援の側面だけでなく、伴走支援がセットになることで若者が自立に向けて必要なスキルや知識を身につけるためのサポートとしても機能しています。具体的な支援例として、奨学金の獲得やアルバイトの開始、増収のための準備期間、社会保障制度の利用検討期間などがあります。
このような取り組みを通じて、若者が安定した住居を確保し、生活基盤を整えることで、将来的な自立生活への道が開かれることが期待されています。
家賃補助プロジェクトは、「離家支援(※)」の必要性を社会に広く訴え、支援の不足している若者の住まいや自立への伴走支援を制度化することを目的としています。
※離家支援とは…虐待等の影響で親を頼れず、家庭内での孤立、もしくは家出など家族から十分にケアされなかった若者が、社会に参画し、安定して暮らしていけるまでの生活支援及び伴走支援を指します。
18~25歳の若者に、半年間の家賃補助を通じて生活の安定と自立支援を目指しています。
対象者には、親の援助がない大学生や専門学校生、奨学金やアルバイトで生計を維持している者、またはアルバイトのみで低所得状態にある者などが含まれます。補助額は月額3万円で、6か月間支給され、支援団体に一括送金されます。
支援を受ける若者には定期的なコンタクトがあり、生活改善や自立のための支援が行われます。各支援団体からサンカクシャへの家賃補助申請は2024年5月25日から6月10日まで行われ、7月から本格的に支援の動きが始まりました。
このプロジェクトは、家賃補助と伴走支援の効果を検証するための取り組みでもあります。
ニーズの可視化や支援の効果、実施にあたっての必要な体制を可視化し、近い将来に政府予算化されるための政策提言を行うことを目標としています。
【実施のための資金について】
こちらのプロジェクトは「家賃補助」「(効果検証のための)調査研究」「伴走支援」で構成されています。
以下の寄付金・助成金で、それぞれの内容を実施しております。
山本正喜ポリシー基金(株式会社PoliPoli様)【家賃補助・調査研究】 https://policy.fund/
SoilxPolicy Fund(株式会社PoliPoli様・一般財団法人Soil様)【家賃補助・伴走支援】https://policy.fund/
第3回「ソーシャル・グッド基金」(公益財団法人日本フィランソロピック財団様)【伴走支援】https://np-foundation.or.jp/information/000182.html
寄付・助成団体様ならびに寄付者の皆様に厚くお礼申し上げます。
サンカクシャについて
サンカクシャは、15〜25歳くらいまでの親や身近な大人を頼れない若者が孤立せず、自立にむかえるよう、社会サンカクを応援する団体です。
「居場所」「住まい」「仕事」の3つをメインの支援として実施。東京都内で若者が安心できる居場所を1拠点、住まいを失った若者向けのシェアハウスを4拠点、地域の企業と連携した仕事のサポートを展開し、250名以上の若者に多様な場や機会を提供しています。
自分が抱える困難に向き合ったり、前を向いて生きていくことへの意欲を失ってしまった若者へ丁寧に伴走し、サンカクシャの活動を通じて、若者が社会との繋がりを得て、安定した生活を送ることができるようになるまでをサポートをしています。
【法人概要】
特定非営利活動法人サンカクシャ
代表理事:荒井佑介(あらいゆうすけ)
所在地:〒170-0012 東京都豊島区上池袋4-35-12 3階
ウェブサイト:https://www.sankakusha.or.jp/
〜新規にシェアハウス1軒、個室シェルター2室を開設〜
特定非営利活動法人サンカクシャ(本部:東京都豊島区、代表理事:荒井佑介、以下サンカクシャ)は、この度 、様々な事情により帰る家を失った若者が自分の住まいを確保し、新しい生活をスタートするためのシェアハウス1軒および個室のシェルター2室を開設し、入居者の受け入れを開始しました。
親や身近な大人を頼れない若者に、「居場所」「住まい」「仕事」の3つを柱とした支援を提供しているサンカクシャでは、都内で家を失った若者のためのシェアハウス「サンカクハウス」3箇所(13室)および賃貸アパートの借り上げによる個室のシェルター5室を運営してきました。今回のシェアハウスおよびシェルターの新設により、シェアハウス4箇所(17室)、シェルター(7室)の体制となりました。
サンカクシャでは、公的機関からの紹介やSNS等を通じた問い合わせで繋がった困窮した若者の支援を行っていますが、新規の相談件数が昨年度の倍以上に増えています。そのため既存のシェアハウス、シェルターは満室状態が続き、新規の若者の住まいの確保が困難になっていたことから、今回シェアハウスおよびシェルターを新設しました。今後もより多くの若者をサポートするためにシェアハウス、シェルター共に増やしていく予定です。
シェアハウスおよびシェルターを利用する若者には、生活環境を整え、必要に応じてサンカクシャの他の支援や公的支援に繋げ、自力で家を借りて生活できるようになるまで伴走型の支援を提供します。居住支援担当スタッフが個々の若者の状況や希望を確認し、居場所や就労支援担当のスタッフと協働して、若者が安心できる住まいと居場所を確保しながら仕事の経験を積み、自立に向かっていけるよう包括的な支援を行っていきます。1年から1年半で自分で家を借りて一人暮らしができることを目標にしています。また、シェアハウス、シェルター退去後も、安定した生活ができるように継続的にサポートを提供します。
対象:15歳~25歳前後の若者(男性)
名称:サンカクハウス上池袋NR
所在地:豊島区内
施設概要:個室4室+リビング・共用部 wifi完備
費用:家賃:35,000円 水道光熱費:10,000円 家具付き、初期費用なし
*状況に応じて支払い免除あり、生活保護利用可
対象:15歳~25歳前後の若者
名称: サンカクシェルター
所在地:豊島区内
施設概要:個室2室(バス・トイレ共有)
費用:家賃:50,000円前後 水道光熱費:実費 家具付き、初期費用なし
*状況に応じて支払い免除あり、生活保護利用可
本シェルターは、従来よりサンカクシャをご支援いただいている近代産業株式会社様のご協力により、同社がサンカクシャのために新規に取得した物件を借り上げることにより運営が可能となりました。
<近代産業株式会社について>
代表 :三村翔 (みむら しょう)
所在地 :東京都豊島区東池袋一丁目23番9号 THE KINDAI 10 IKEBUKURO 6階
事業内容:商業ビル開発・商業ビル賃貸・飲食店 FC 店舗の運営
ウェブサイト:https://kindai-sangyo.co.jp/
親や身近な大人を頼ることができずに住まいを失った若者は、夜間はネットカフェに宿泊したり、「トー横」と呼ばれる新宿歌舞伎町にある若者の溜まり場などの路上で過ごしています。身分証を保持していなかったり所持金がほとんどなく、住まいを借りるために保証人となる大人がいないため、自力で住まいを確保することが非常に困難です。サンカクシャでは、今後も、SNSやインターネットでのライブ配信などを通じた若者への情報発信を積極的に行い、より多くの帰る家がない若者に安心できる生活環境を提供していきたいと考えています。
また、困窮する若者への支援にご協力をいただける不動産会社や物件オーナーの皆様との協働関係を強化しながら、若者が居住できる物件を増やしていく予定です。
若者からの問い合わせ窓口
サンカクシャLINE公式アカウント: https://line.me/R/ti/p/%40224clbeu
E -mail: staff@sankakusha.or.jp
サンカクシャについて
サンカクシャは、15〜25歳くらいまでの親や身近な大人を頼れない若者が孤立せず、自立にむかえるよう、社会サンカクを応援する団体です。
「居場所」「住まい」「仕事」の3つを柱とした支援を実施。東京都内で若者が安心できる居場所を1拠点、住まいを失った若者向けのシェアハウスを4拠点、地域の企業と連携した仕事のサポートを展開し、250名以上の若者に多様な場や機会を提供しています。
自分が抱える困難に向き合ったり、前を向いて生きていくことへの意欲を失ってしまった若者へ丁寧に伴走し、サンカクシャの活動を通じて、若者が社会との繋がりを得て、安定した生活を送ることができるようになるまでをサポートをしています。
【法人概要】
特定非営利活動法人サンカクシャ
代表理事:荒井佑介(あらい ゆうすけ)
所在地:〒170-0012 東京都豊島区上池袋4-35-12 3階
ウェブサイト:https://www.sankakusha.or.jp/