「学校や社会に馴染めない若者が、どんな道に進んでも生き抜いていけるように」をスローガンに、目の前の若者ひとりひとりに向き合いながら、2019年5月24日より活動してきたサンカクシャ。
この3年間に、約1億5千万円の活動資金を集め、目の前の若者が社会サンカクしていけるための事業を展開してきました。サンカクシャが試行錯誤した”ファンと資金”づくりのあんなことやこんなことを、代表荒井と事務局長の高橋が惜しむことなく全公開!
また現在、サンカクシャでは複数のポジションについて、一緒に働いていただくスタッフを募集中ですので、「ミニ採用説明会」も兼ねています。
この機会にサンカクシャと一緒に、若者支援について考えてみたい方、若者支援の分野・NPO領域への参加に関心がある方など、ぜひご視聴ください。
▼ 配信日時
2022年8月31日(水)20:00-21:00
▼ 視聴方法
この配信はどなたでもご視聴できます。(申込不要・参加無料)
お時間になりましたらYouTubeのサンカクシャアカウントにアクセスしてご覧ください
https://www.youtube.com/channel/UCWIjzc2MKFqqnfKMnEropBA
▼ 登壇者
荒井佑介(代表理事)
高橋麻子(事務局長)
▼ 主催
NPO法人サンカクシャ
▼こんな方、ぜひご視聴ください
・NPOのファンドレイジングについて知りたい
・若者を取り巻く環境について知りたい
・サンカクシャと一緒に、若者支援について考えてみたい
・若者支援の分野、NPO領域への参加に関心がある
2024年12月5日(木)、2024年にTikTokで活躍したクリエイターを表彰する「TikTok Awards Japan」2024が開催され、サンカクシャのTikTokアカウント「サンカク相談室」が「TikTok for Good」部門を受賞いたしました。
TikTok(ティックトック)とは、モバイル向けのショートムービープラットフォームです。
「TikTok Awards Japan」2024では、2024年にTikTokで活躍した全16カテゴリーのクリエイターを表彰。TikTokでの発信を通じて社会貢献するアカウントに贈られる「TikTok for Good」部門は今回新たに設けられ、「サンカク相談室」(@sankaku_soudan)と「Pick up trash SAMURAI ゴミ拾い侍」(@gomihiroisamurai)が表彰されました。
サンカク相談室は、2023年11月にアカウントを開設し、積極的にライブ配信やショートムービーの投稿をしてきました。「TikTokを活用して頼れる大人を持たない若者に支援情報を発信し、相談のハードルを下げる活動をしている中で、その取り組みが若者の支援促進に貢献している」と評価いただきました。
表彰セレモニーには、スタッフの寺中と「コミュ障漫談家 おかむー」の2人が登壇。また会場には代表荒井のほか、動画編集のスタッフと若者も同席し、皆で喜びを共有しました。
<寺中の受賞コメント>
この度は「TikTok Awards Japan」2024 において「TikTok for Good」部門に選出して頂き大変にありがとうございます。
これまで親を頼れない子や家に居場所が無い子、誰かに相談するのが苦手な10代、20代の若者にオンラインの居場所として動画投稿、お悩み相談室のライブ配信をしてきました。
たとえ一人でも生きづらさを抱えている若者がこのアカウントを観て前を向いていけるように、今後とも真面目にふざける発信をしていきます!
ぜひアカウントフォローをお願いいたします。
TikTokアカウント サンカク相談室 (@sankaku_soudan) | TikTok
▼関連情報
今年TikTokで活躍したクリエイターを表彰する「TikTok Awards Japan」2024の受賞者が決定。Creator of the Yearは「SATOYU(^↓^)OHIOBOSS」に
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001118.000030435.html
「サンカク相談室」をご存じですか?~身近な大人を頼れない全ての若者にリーチする相談室~
「居場所のない若者たちの自立を包括的に支援する活動」を高く評価され、「若者のための過ごせる相談窓口」として、2024年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞
特定非営利活動法人サンカクシャ(本部:東京都豊島区、代表理事:荒井佑介、以下サンカクシャ)が提供するサンカクキチが、親や身近な大人を頼ることができず、家にいられない15歳から25歳程度の若者のための「過ごせる相談窓口」としてグッドデザイン賞を受賞しました。
令和4年度版子供・若者白書によると、相談できる人がいないと回答した若者は12.4%、どこにも居場所がないと回答した若者は1.9%。親を頼れず、どこにも居場所がない若者が全国に約22万人います。
こうした頼れない若者がサンカクシャにつながる背景は主に2つあります。(1)行政や支援機関からの支援依頼、と、(2)本人からの直接の問い合わせです。
(1)行政や支援機関からの支援依頼
全体の相談の6割は行政などからの支援依頼です。これは既存の支援や制度では若者をサポートしきれないことを表しています。
(2)本人からの直接の問い合わせ
全体の相談の4割を占めます。各種メディアをみて、SNSなどで検索して、友達から紹介されて、本人が問い合わせをするパターンが多くあります。
若者の支援は公的支援も少なく、民間の支援も少ないため、全国的に支援が全く追いついていない現状があります。
親からの暴力や無関心、過干渉などの理由によって家にいられない、また家を追い出されてしまった若者の一部は、「トー横」をはじめとした繁華街へ居場所を求めて集うようになり、犯罪や搾取の構造に巻き込まれています。
ヤングケアラーなどの家庭内で追い詰められる若者は、経済状況が逼迫するほどに、家庭内外での自由を奪われてしまいます。
精神的にも経済的にも不安定になりやすい若者たちが親の援助を受けることなく自活することは容易ではありません。繋がりが希薄化している現代社会において、親以外に頼れる先というものは限られています。
加えて虐待などの背景を抱えて育った若者は大人に対する信頼感が低く、公的な機関への相談に対しても心理的障壁があります。
そのため、安心できる環境で大人と過ごし、少しずつ相談に乗れるような関係を構築できる環境が必要なのです。
サンカクキチは、虐待や貧困などの要因により、家にいられない若者のための居場所です。
若者が安心して心と体を休めることのできる環境を獲得し、様々な人との交流や、楽しいと思い得る多様な体験を通じて意欲を回復していくことを後押しすることを目的とした「過ごせる相談窓口」。
若者が安心感を持って日常を過ごせることを第一の目標としています。
水曜・木曜・土曜14-21時で開放し、利用登録した若者は自由に出入り可能で、ゲーム、書籍、楽器などを備え、思い思いに過ごせるほか、オンラインゲームに特化したPCルームを併設しています。
<デザインのポイント>
1.支援を感じさせない関わりと空間で若者が安心できる環境を提供
2.作業スペースやPCルームを併設し、多様な過ごし方に対応
3.居場所だけでなく「住まい」「仕事」の一貫したサポートにつながる事業ハブ
サンカクキチ開設時には、東京都豊島区の「としま子ども若者応援プロジェクト」の一環で、イケア・ジャパン株式会社より、インテリアのご提案と家具の寄贈のサポートをいただきました。同社は、社会的・経済的に困難な状況下にある、またはその危機にさらされている子どもたちやそのご家族が安心して暮らせるために「IKEA Family募金」という活動を行っており、その一環でサポートをいただきました。
居場所を利用する若者たちからのアイディアを元に、イケアのスタッフの皆様によるワークショップを実施し、若者と一緒に家具を組み立てました。
居場所づくりを入口に、相談支援・就労支援・居住支援と居場所のない若者たちの自立を包括的に支援する活動を高く評価した。家族を頼ることができない若者が社会から疎外されるのではなく参加していくためには、既存の制度の隙間を埋めるような福祉サービスがまだまだ必要とされていると言える。道を踏み外しかけている若者にとって、安心して自己開示でき、他人とつながることのできる環境がまだまだ少ないなかで、貴重な役割を担っていると感じる。今後の継続的な運営を期待したい。
▶️グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ
サンカクキチは、利⽤する若者たちの⽣活に「余⽩」を⽣む場であって欲しいと考えています。
私たちのもとに繋がる若者たちは、過去の⽣育過程や、今置かれている過酷さから余裕を失っています。そんな彼らにとって、少しでも深く呼吸ができる場であって欲しい。余⽩があって初めて、⾃分の過去や今、そしてこれからと向き合うことができます。
私たちは若者を直接変えることはできませんが、彼らが願う姿に変わっていけるような関わりやきっかけを、このサンカクキチで作りたいと思っています。
▼グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
サンカクシャについて
サンカクシャは、15〜25歳くらいまでの親や身近な大人を頼れない若者が孤立せず、自立にむかえるよう、社会サンカクを応援する団体です。
「居場所」「住まい」「仕事」の3つをメインの支援として実施。東京都内で若者が安心できる居場所を1拠点、住まいを失った若者向けのシェアハウスを3拠点、シェルター7部屋、地域の企業と連携した仕事のサポートを展開し、累計450名以上の若者に多様な場や機会を提供しています。
自分が抱える困難に向き合ったり、前を向いて生きていくことへの意欲を失ってしまった若者へ丁寧に伴走し、サンカクシャの活動を通じて、若者が社会との繋がりを得て、安定した生活を送ることができるようになるまでをサポートをしています。
【法人概要】
特定非営利活動法人サンカクシャ
代表理事:荒井佑介(あらいゆうすけ)
所在地:〒170-0012 東京都豊島区上池袋4-35-12 3階
ウェブサイト:https://www.sankakusha.or.jp/
サンカクシャがNHK ハートネットTV 「 #8月31日の夜に。」のPR動画「ひかりんちょ、10代のモヤモヤを聞きにゆく。」の撮影に協力しました。
モチベーショナルスピーカーとして活躍しているひかりんちょさんが、サンカクシャの千石イバショを訪れ、若者と会話を交わした様子が動画にまとめられています。
▼動画「ひかりんちょ、10代のモヤモヤを聞きにゆく。」NPO編
https://www.nhk.or.jp/heart-net/831yoru/movie/movie_31.html
▼ハートネットTV 「 #8月31日の夜に。」番組サイト
https://www.nhk.or.jp/heart-net/831yoru/
「ゆううつな夏休み~#8月31日の夜が来るまえに。~」
ハートネットTV 「 #8月31日の夜に。」番組サイトから引用
Eテレ 2022年8月17日(水)午後8時00分~8時30分【生放送】
NHKプラス同時配信・見逃し配信
「学校に行きたくない」「生きるのがつらい」など、悩む10代の声を受け止めてきたプロジェクト『#8月31日の夜に。』を、ハートネットTVの新企画としてリニューアル。夏休みの真ん中と終わり、2回の生放送でじっくりと10代の生きづらさに耳を傾けます。
サンカクシャへご関心をお寄せいただき、ありがとうございます。
おかげさまで多くの法人・団体・個人のかたから、視察・見学のご依頼をいただいております。
これまで私たちは、若者をめぐる社会課題を少しでも多くの方に知っていただき、また、若者支援の担い手が増えることを希望して、できる限り対応してまいりました。しかしながら、ご要望内容の確認・日時調整・対応スタッフ調整や対応準備など、スタッフの負担が増加している現状があります。
そのため、誠に勝手ながら、10月からの視察・見学の受け入れについて下記のとおり内容を整理し、原則は視察を有料対応といたします。
なお、中央省庁、豊島区役所、非営利活動法人、教育機関につきましては、これまでとおり無償で対応させていただきます(無償の範囲がご不明な場合にはお問い合わせください)。
また、これまでご依頼をいただき、10月以降の実施が決まっているものは有償の対象外です。
何卒ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
気軽にサンカク視察コース | |
対象者 | どなたでも(法人を除く) |
視察金額 | 1万円(税込) |
視察時間(目安) | 30分〜1時間程度 |
視察人数(目安) | 2〜3人程度 |
内容 | サンカクキチにご訪問いただき、サンカクシャの概要およびサンカクキチについてのご説明を現場スタッフが行います。 |
しっかりサンカク視察コース | |
対象者 | どなたでも |
視察金額 | 3万円(税込) |
視察時間(目安) | 1時間〜1時間半程度 |
視察人数(目安) | 最大5人程度 |
内容 | お聞きになりたい内容に合わせて、管轄部署の事業マネージャーから説明を行います。サンカクキチにご訪問いただき、サンカクシャの概要や各事業の詳細をお伝えします。 |
がっつりサンカク視察コース | |
対象者 | どなたでも |
視察金額 | 5万円(税込) |
視察時間(目安) | 説明時間:1時間〜1時間半程度活動参加:1回程度(視察と別日になる可能性が高いです) |
視察人数(目安) | 6人〜最大10人程度 |
内容 | お聞きになりたい内容に合わせて、管轄部署の事業マネージャーから説明を行います。サンカクキチにご訪問いただき、サンカクシャの概要や各事業の詳細をお伝えします。 |
※中央省庁、豊島区役所、非営利活動法人、教育機関は無償で視察を受け入れ可能です。
※法人視察は「気軽にサンカク視察コース」の対象外となります。
法人による視察のご依頼は、「しっかりサンカク視察コース」「がっつりサンカク視察コース」のいずれかとなります。
※若者の安全を守るため、シェアハウスやシェルターの見学は受け付けておりません。
いつもご支援いただき、ありがとうございます。
8月1日から、「銀行・ゆうちょ銀行」からのご寄付の振込先を変更いたしました。
<変更後>
ゆうちょ口座
記号 11320
番号 03847911
特定非営利活動法人サンカクシャ
トクヒ)サンカクシャ
ゆうちょ銀行
一三八支店(138)
普通 0384791
特定非営利活動法人サンカクシャ
トクヒ)サンカクシャ
なお、変更前の口座にお振込いただいても問題ございません。
大変お手数ですが、入金前もしくは後に、申込フォームよりご連絡をいただけますようお願い申し上げます。
皆さま、いつもご支援いただき誠にありがとうございます。
サンカクシャの夏季休業についてお知らせいたします。
事務局:8月10日(土)〜16日(金)はお休みいたします。
居場所、サンカクハウスをはじめとするサンカクシャの運営するその他の活動は、
通常とおり実施いたします。
サンカクキチ:通常通り(水)(木)(土) オープン
居住支援及びその他の活動:通常通り実施
休業日にいただいたお問合せ等は、営業日に順次対応させていただきます。
ご了承いただけますようお願い申し上げます。
皆さま、いつもご支援いただき誠にありがとうございます。
サンカクシャの夏季休業についてお知らせいたします。
事務局:8月10日(木)〜16日(水)はお休みいたします。
居場所、サンカクハウスをはじめとするサンカクシャの運営するその他の活動は、
通常とおり実施いたします。
サンカクキチ:通常通り(水)(木)(土) オープン
居住支援及びその他の活動:通常通り実施
休業日にいただいたお問合せ等は、営業日に順次対応させていただきます。
ご了承いただけますようお願い申し上げます。
日本ファンドレイジング協会様と武蔵野大学アントレプレナーシップ学部様は、一般財団法人日本寄付財団様による寄付講座「社会貢献教育プログラムLearning by Giving(LbG)大学版」モデル授業を実施しています。
この授業の一環として、学生1チームあたり40万円を、自分たちで検討し選んだNPO に実際に寄付するという取り組みがあり、サンカクシャは2チームから合計80万円の寄付をいただきました。
あわせて、サンカクシャでは、この授業を履修している学生を居場所運営のインターンとして受け入れています。
9月21日、インターンの学生から代表荒井への寄付目録の贈呈が行われました。
いただいた寄付金を、若者の自立を支援する活動に使わせていただきます。
改めまして、日本寄付財団様、武蔵野大学の皆様、日本ファンドレイジング協会様、
ご寄付者の皆様へ心よりお礼申し上げます。
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